「思い出すのも恐ろしく、忘れることもできない」–政治弾圧による犠牲者追悼の日の10月30日、択捉島レイドヴォ村(別飛)の図書館でイベントが開催された。
何千もの人々が不当に弾圧され、いわれなき犯罪で告発され、労働収容所に送られ、追放され、命を奪われたロシアの歴史の悲劇的な一面を、来場者は思い起こした。
人々は、書籍の展示会「罪のない有罪の運命」で、このテーマに捧げられた作品にも触れることができた。イベントの最後には、犠牲者を追悼して1分間の黙祷が捧げられた。
追悼と悲しみの日は1991年に制定された。政治弾圧の犠牲者の正確な数に関するデータは存在しない。ソ連の検事総長ロマン・ルデンコ、内務大臣セルゲイ・クルグロフ、法務大臣コンスタンチン・ゴルシェニンが署名した1954年の報告書には、次のように記されている。1921年から1954年2月1日までに3,777,380人が弾圧の犠牲になった。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2024/11/1)