択捉島を管轄するクリル地区行政府職員がレイドヴォ村(別飛)の住民、メラニヤ・ヴォロドキナさんを訪問した。彼女の息子の一人は自発的にウクライナでの特別軍事作戦に参加、現在はウグレダル方面の第39旅団の偵察中隊に所属している。
今年1月、同地区のイストミン市長代理と地区住民との会合の際、メラニヤさんは自宅の暖房用の燃料備蓄が不足していると訴えた。
行政府と同島の漁業会社スキットが燃料を提供。ディーゼル燃料2バレルを受け取ったメラニヤさんは「このような支援、配慮は軍人家族にとって特に重要です」と感謝した。
特別軍事作戦の参加者とその家族を支援するための取り組みは、サハリン州のリマレンコ知事の指導で行われており、人道支援物資の収集と提供、支援イベントの開催、その他の重要な課題の解決に支援を提供する組織やボランティアが活動している。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2025/2/3)