ロシア漁業庁は南クリル地域(北方領土周辺)でのミズダコ漁の割当量を国後島の南クリル・ルィバコンビナート社から取り戻すことに成功した。漁業庁は漁業割当量の一部を確保するための契約の早期解除を求めて、サハリン州仲裁裁判所に申し立てを行っていた。
漁業庁は2022年から2023年の2年間で同社が割り当てられたミズタコの漁獲量の70%未満しか漁獲していないという証拠を提示し、連邦法第166-FZ号「水産および水生生物資源の保護について」に違反していると訴えた。裁判官は原告が提出した書類を確認し、当局の主張を支持した。(sakh.online 2025/2/6)
