国後島・古釜布に展望台付きの歩行者専用階段整備 工事費1億4,100万ルーブルで今年10月に完成

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北方領土・国後島ユジノクリリスク(古釜布)に展望台付きの歩行者専用階段が出現する。「眠れる森の美女」と名付けられた展望台付き歩行者専用階段建設プロジェクトは、快適な都市環境を創造する全ロシアプロジェクトコンペティションで評価され、工事費用1 億 4,100 万ルーブルの7割以上を連邦政府が負担して今年10月31日までに完成する。

場所はユジノクリリスクの中心街がある高台から、旧日本人街や太平洋、メンデレーエフ火山(羅臼山)を望む文化会館地区。計画では、展望台や階段をはじめベンチ、ブランコがある屋根付きレクリエーションエリア、ヨガスペース、円形劇場などが整備される。

請負業者を選ぶ入札の参加締め切りは2月21日で、請負業者は2025年10月31日までに完成させなければならない。工事費は1 億 4,100 万ルーブルで、このうち連邦予算から1億2,800万ルーブルが支出される。

クリル地区行政府によると、「眠れる森の美女–展望台付き歩行者専用階段の建設」プロジェクトは、町の上部と下部の 2 つの部分を接続するもので、昨年の春、本土の若い建築家たちが国後島を訪れ、地元住民とともに将来の公共スペースのプロジェクトを考案した。カルーガ市で行われたコンペで評価され、国家プロジェクト「生活のためのインフラストラクチャ」の「都市環境の改善」プロジェクトの一環として、連邦政府の支援を受けることになった。(astv.ru 2025/2/15、南クリル地区行政府テレグラム)

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