国後島の「勝利広場」第3期工事実施 サハリン州「子供の遊び場改善プログラム」で

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サハリン州政府が取り組む大規模プロジェクト「子供の遊び場改善プログラム」で、北方領土・国後島では2025年に「勝利広場」の第3期工事と、リブニコフ通りの遊び場がリニューアルされる。

このプロジェクトはサハリン州の予算4億ルーブルが割り当てられ、国後島を含め16 地区に 21 の新しい統合遊び場が出現する(kurilnews.ru 2025/2/21)

注) 国後島・古釜布の「勝利広場」とは
国後島ユジノクリリスク(古釜布)で整備されている第二次大戦の対日戦争勝利を記念した公園。南クリル行政府によると、場所は市内の9月3日通りにある「解放者記念碑」が建つエリアで、総面積は8,600㎡。「解放者記念碑」がある場所は、1945年9月1日に赤軍の第113歩兵旅団が「フルカマッㇷ゚湾(現・南クリル湾)」に上陸を果たした地点であり、「勝利広場」には上陸に関する説明プレートも設置する。広場には、勝利を記念した火を灯す星型のモニュメントを設置し、その光は第二次大戦から現在までクリル諸島に駐屯している軍隊の栄光を象徴する。また、第二次大戦の英雄の胸像と銘板を設置し、併せて現在の「解放者記念碑」を修復し、公園としての整備も行う。

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