2 月 22 日、北方領土・国後島のオホーツク海側にあるストルブチャーティ岬(材木岩)の近くで、地元住民と観光客が流氷に閉じ込められたイルカを救出した。

地元住民とモスクワからの観光客グループはストルブチャーティ岬からの帰り道、「13 キロ」村 (休憩所「ドゥブキ」) からそう遠くない地点で、流氷に覆われた海から奇妙な音を聞いた。流氷と岩の間に閉じ込められたイルカの鳴き声だった。
その地域は携帯電話の電波が届かないため、グループの1人が助けを求めるために数キロ先の集落まで歩いた。残った人々は流氷を削って穴を広げイルカを解放しようとした。近くの「休暇村」の住民はイルカを運ぶための毛布を提供し、ウェットスーツを着た地元のサーファーも救助に加わった。

サーファーは、氷の海に入り、氷の穴からイルカを引き出すのを手伝った。毛布を担架として使い、イルカは慎重に車に移され、氷のない島の太平洋側の南クリル湾(フルカマップ湾)まで運ばれた。
イルカを海に放そうとしたが、弱っていたため失敗した。その後、サーファーは再び水に入り、イルカを抱えて深いところまで行って放したところ、イルカは尾を活発に動かし始め、無事泳いで行った。(astv.ru 2025/2/26)


