色丹島 飲酒運転を繰り返した49歳の男に懲役1年6ケ月の実刑判決 

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国後島の南クリル地方裁判所は、飲酒運転を繰り返した49歳の地元住民に対し、懲役1年6ヶ月の実刑判決を言い渡した。

裁判では、2022年に犯した同様の犯罪ですでに有罪判決を受けていた被告が、2024年9月に再び酒に酔った状態で車を運転し、色丹島のクラボザボツコエ村(穴澗)の路上を走行していたところを警察官に止められた。

同地方裁判所は被告に対し、懲役2年(執行猶予2年)と運転免許停止4年の判決を下したが、州検察官が控訴した。

第二審裁判所は検察側の主張に基づき、南クリル地方裁判所の判決を変更した。被告の行為は再犯であったことを考慮した。さらに裁判所は、強制労働という形で行われた以前の処罰は、被告に必要な矯正効果をもたらさなかったと指摘した。

裁判所は、被告に懲役1年6ヶ月の刑を言い渡し、流刑地に収監させた。また、被告に対し、3年11か月間、自動車の運転に関連する活動に従事する権利を剥奪した。(sakh.online 2025/3/11)

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