択捉島・内岡の火災 建設労働者100人以上が居住していた仮設宿舎が全焼

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択捉島キトヴィ村(内岡)で発生した幼稚園建設現場火災の続報。火災の通報があったのは14日17時34分。クリル消防救助隊の特殊車両4台と12名の隊員が現場に到着し、消防士たちは両側から消火活動を開始した。非公式の情報によると、火災が発生した建物は衣類乾燥用として使用されていた。作業員たちは当初、自力で消火しようとしたが、失敗に終わり、消防隊に通報した。

問題は、宿舎が建設現場の外に位置していたこと。片側は自由に出入りできるが、もう片側は土手で塞がれていた。消防士たちは消火活動を開始するために、全長約100メートルのホースを追加で投入しなければならなかった。

火災の原因はまだ不明だが、仮設宿舎となっていた、この「五つ星ホテル」の内部には、2段ベッド、ストーブ、その他の電気機器などがはっきりと見えている。関係機関は、これら全てが合法であったかどうかを調べることになる。

作業員の多くは持ち物を失ったが、幸いだったのは、火災が作業員が寝ている深夜ではなく、日中に発生したことだ。もし深夜であれば、事態は全く違ったものになっていたかもしれない。もう1つは、仮設構造物が、択捉島の住民が待ち望んでいた幼稚園と3階建ての住宅が建設されている建設現場の外に位置していたため、建設中の建物に火災の被害が及ばなかったことだ。

クリリスク(紗那)の住民は、キトヴィでの緊急事態に迅速に対応した。持ち物や衣服を失った建設会社の従業員のために物資の提供を申し出た。また、被災した従業員は臨時収容センターに収容される見通しだ。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2025/6/14)

Общественно-политическая газета "Красный маяк"
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