ロシア太平洋艦隊が対日戦勝80周年愛国キャンペーン 国後島に大型陸揚艦も入港

国後島の話題

ロシア太平洋艦隊は、軍国主義日本に対する戦勝80周年と第二次世界大戦終結を記念する啓蒙・宣伝キャンペーン「真実の力- 2025」を実施する。

キャンペーンの一環として、9月に大型揚陸艦「アドミラル・ネヴェリスコイ」が国後島ユジノクリリスク港(古釜布港)に入港し、艦内見学や訓練のほか、多くの興味深いイベントが企画されている。太平洋艦隊の水兵、特にウクライナでの特別軍事作戦に参加した兵士、ロシア連邦国家勲章を授与された兵士たちが国後島を訪問する予定。(kurilnews.ru 2025/7/31)

愛国キャンペーン「真実の力 2025」とは

ロシア太平洋艦隊は、第二次世界大戦の結果の改ざんを防ぎ、国民的価値観とロシア国家の基盤を広め、ウクライナでの特別軍事作戦における英雄たちの功績を称えることを目的に、8月1日から愛国キャンベーン「真実の力 2025」を実施する。

大型対潜水艦「アドミラル・パンテレーエフ」が指揮し、合計5隻の水上艦艇と1隻の潜水艦が沿海地方、マガダン州、カムチャッカ半島、チュクチ自治管区、サハリン州のセベロクリリスク、クリリスク(択捉島・紗那)、ユジノクリリスク(国後島・古釜布)を訪問する。

太平洋艦隊の大規模行動は、8月1日にウラジオストクから開始される。

航路上では、第二次世界大戦中に海軍艦艇が沈没した場所や、シュムシュ島(占守島)を日本軍から解放する際に殉職した太平洋艦隊の水兵に軍の栄誉が捧げられる。

各都市で式典、太平洋艦隊の創作グループによるコンサート、武器や軍事装備の展示、太平洋艦隊の艦艇によるツアーなどが予定されている。太平洋艦隊の兵士たちの英雄的な過去と現在を物語る貴重な品々が、イベント来場者のために展示される。ウクライナ特別軍事作戦で勇気と勇敢さを示した海兵隊員たちの戦闘装備や私物、戦闘で鹵獲された西側諸国製の戦利品兵器などが展示される。(military-news.press 2025/7/30)

タイトルとURLをコピーしました