択捉島に通年営業のグランピング施設「モア・リビー」を建設していた事業者に対して、サハリン州観光省が補助金の返還を求めていた裁判で、サハリン州仲裁裁判所は事業者に550万ルーブルの返還を命じた。計画された6張のテントのうち、建設地で確認されたのは3張のみで、経費に関する証拠書類も見つからず、個人または外部資金による30%の自己資金拠出という条件も満たされていなかった。裁判所は州観光省の主張を認め、事業者に5,516,885ルーブルの補助金の返還と、連邦予算への190,507ルーブルの国庫手数料の徴収を命じた。補助金の受給者が条件に違反した場合、観光省または財政監督機関は、補助金の州予算への返還を求める権利を有する。返還は、請求受領後10営業日以内に行われる。(sakh.online 2026/4/16)
建設場所は択捉島・別飛 近くには強風で吹き飛ばされた別のグランピング施設も
択捉島でのグランピングに関する悪いニュースはこれが初めてではない。レイドヴォ(別飛)村で建設されていた「モア・リビー」から、わずか100メートルほどの場所に、かつて「クリル・グランピング」という別のグランピング施設があった。2023年7月に建設されたが、2024年の冬、建物は強風で吹き飛ばされてしまった。所有者は窃盗犯の仕業だと主張し、警察に届け出までしたが、犯人はクリル諸島特有の強風だったことが判明した。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2026/4/16)


