北方四島航路の貨客船「イーゴリ・ファルフトジノフ号」サハリン州政府が船主に売却を思いとどまらせ、クルーズで活用提案

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サハリン州知事のヴァレリー・リマレンコ氏が州政府会議で、新しい観光商品の開発について言及した。サハリン州はモネロン島へのクルーズ旅行を提供する予定で、2026年夏の観光シーズンの目玉の一つとなるだろう。

使用するクルーズ船は「イーゴリ・ファルフトジノフ号」となる。長年にわたり、コルサコフ港とクリル諸島(※この場合、択捉島、国後島、色丹島)の間を航行し、その快適さで島民に愛されてきた。ところが最近、船主が売却を決めたというニュースが飛び込んできて、衝撃が広がった。州政府当局は船主を説得し、この計画を思いとどまらせ、船に新たな用途を見出す機会を与えた。「イーゴリ・ファルフトジノフ号」は、クリル諸島への定期旅客航路を運航していない時は、コルサコフ~モネロン~クリロン~コルサコフ間の航路を航行する予定だ。「イーゴリ・ファルフトジノフ号」のコルサコフ~モネロン~クリロン~コルサコフ間の航路での処女航海は、今年7月に予定されている。

州政府観光省は、クルーズ船が国内観光の成長に貢献すると考えている。これはひいては、プーチン大統領が提唱する国家プロジェクト「観光・ホスピタリティ」の一環として、2030年までに観光業の国内総生産(GDP)に占める割合を5%に引き上げるのに役立つだろう。(sakh.online 2026/5/1)

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