択捉島 ロシア正教会の十字架修復  観光客に人気の展望台に設置

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択捉島の「ロシア・コミュニティ」のメンバーが、オケアンスカヤ地熱発電所(GeoTES)近くの正教会の十字架を修復し、島民や観光客に人気のスポット「トリノガ展望台」に設置した。十字架の聖別式は、クリル地区の首席司祭であり、クリリスク(紗那)にある「主の公現教会」の主任司祭を務めるロマン・フィリッポフ神父によって執り行われた。「ロシア・コミュニティ」クリル支部の代表であるアレクサンドル・ゴルチャエフ氏は「これは単なる十字架の設置ではなく、クリル諸島における何世紀にもわたる精神的伝統の継承なのです」と述べた。

ゴルチャエフ氏はKM通信の記者に対し、「ロシア・コミュニティは、このプロジェクトに参加したすべての方々に感謝いたします。特に、十字架の製作に協力してくれた自治体企業『ジルコムセルヴィス』のチームと同社ウラジーミル・クリヴァニチ所長、そして支援と協力を提供してくれたクリル地区行政府およびコンスタンチン・イストミン市長に心から感謝申し上げます」と語った。

クリル諸島における正教会の普及は、18世紀に先住民族であるアイヌの人々の間で始まった。18世紀半ばまでには宣教師たちが活動しており、現地住民への洗礼や最初の学校の開設が行われていた。その後、島々には礼拝堂が建設され、強制移住などの困難な時期にあっても、正教会の信仰は守り続けられた。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2026/7/9)

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