択捉島クリリスク(紗那)のレスナヤ通りに無許可のゴミ捨て場が突如出現した。驚いた住民から、建設廃棄物を投棄した現場写真が択捉島の地元紙「クラスヌイ・マヤーク」に送られてきた。
「企業家たちはおそらくお金を節約したいのでしょう。なぜなら、市のゴミ捨て場に行くにはお金を払わなければならないからです。でもここなら無料です。近くに水道があり、森が台無しになってしまいます」と、市民は嘆いている。
「クラースヌイ・マヤーク」は、コンクリートの廃棄物の所有者を突き止めた。
敷地の所有者は「これはゴミではなく、敷地を埋めるために使われる材料だ」と説明した。暖房システムの再建工事に携わっていた所有者の友人が、道路の舗装を剥がしコンクリート構造物を解体した後、入手した材料を再利用することに決めた。彼はコンクリート片と補強材を積み込み、所有者に知らせずに現場に持ち込んだのだった。(赤い灯台テレグラム 2024/10/23)