10月31日朝、北千島パラムシル島のエベコ火山(千島硫黄山、標高1156メートル、セベロクリリスクの北西7キロ、ベルナツキー山脈の北部)で、海抜2~2.5キロの高さまで火山灰の噴煙が噴出した。
ロシア非常事態省サハリン州危機管理センターが、ロシア科学アカデミー極東支部地質学・地球物理学研究所の火山噴火緊急対応グループから情報を受け取った。
噴煙は東に5キロ以上広がったが、島の中心地セベロクリリスクで降灰は観測されず、硫化水素の臭いも感じられなかった。住民の生命に脅威はなく、住民からの電話や苦情はなかった。
国際航空交通路は火山地域を通過していない。火山地域には登録された観光団体もいない。
(tia-ostrova.ru 2024/10/31)