NORIO TANIUCHI

千島列島

サハリンから救助船が現場へ 千島列島沖でタンカーが航行不能

クリル諸島中部(千島列島中部)のシムシル島の北東50kmの太平洋でエンジントラブルを起こしたタンカー「マーキュリー」を曳航するため、18日夜、海上救助隊の救助船「ルービン」がサハリン・コルサコフ港を出港し、現場に向かった。
国後島の話題

北方領土・国後島ではトマト1キロ1,500円、バナナ1房440円 住民が生鮮食品価格をSNSで紹介

国後島の住民が、地元の食料品店で売られている生鮮食品の現在の価格をテレグラムチャンネルで公開した。価格は驚くほど高く、季節外れのトマトは1キログラムあたり約1,000ルーブル(今日のレートで約1,470円)、バナナ1房は300ルーブル(同441円)。動画から判断すると、クリル諸島の食料品価格はサハリンの価格と大きく異なり、果物と野菜は特に高い。
千島列島

ロシアのタンカーが千島列島中部シムシル島沖でエンジン故障、推進力失う 乗組員19人は無事

17日、ロシアのタンカー「マーキュリー」が千島列島中部のシムシル島沖でエンジン故障のため推進力を失った。ペトロパブロフスク・カムチャツキー海洋救助センターからロシア非常事態省サハリン州本部に報告された。
択捉島の話題

北方領土・択捉島の市長が、またまた辞任のなぜ?

択捉島などを管轄するクリル地区では市長が定着していない。長い説得の末、市長職に同意したと思われていたアンナ・オスキナは考えを変え、16日に辞任した。クリル地区議会の議員は同意した。公式の理由は、島からの移住に関連した家族の事情による。リマレンコ知事はオスキナ市長の8か月にわたる市政への貢献に感謝した。
択捉島の話題

択捉島のアンナ・オスキナ市長が辞任 後任はイストミン第一副市長

択捉島などを管轄するクリル地区のアンナ・オスキナ市長が辞任した。16日に開かれたクリル地区議会で辞任が認められた。次回の選挙まで、第一副市長を務めるコンスタンチン・イストミン氏が市長代行を務める。
千島列島

大勝利80周年の2025年 北千島シュムシュ島で日本軍との戦いを再現 サハリン州で軍事愛国イベント目白押し

2025年8月18日、大勝利80周年を記念して北千島シュムシュ島に「軍事愛国博物館」がオープンする。併せて国民運動「ロシア歴史再現クラブ」によって、シュムシュの戦いが再現される。6月から8月、国際捜索隊200人がソ連兵の遺骨収集を行う。
択捉島の話題

「択捉島はサハリン観光の中心になる」 紗那を大改造するマスタープランに地域住民反発

州政府とクリル地区行政府が作成したマスタープランで、観光客向けのホテルが建つとされているクリリスク(紗那)の眺望が良い高台沿岸地域(10月60日通りとレーニンスキー・コムソモール通り)の住民から不満と懸念が湧き上がった。
択捉島の話題

北方領土の国後島、色丹島、択捉島のまちづくりマスタープラン(総合計画)が策定されていた

サハリン州は地元行政府と協力して、30万平方メートルの住宅建設を含むクリル諸島(北方領土を含む千島列島)のマスタープランを策定した。注) 南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島)、クリル地区(択捉島、ウルップ島など)、北クリル地区(パラムシル島など千島列島北部)のそれぞれのマスタープランが策定された。
北方四島の話題

新年を前に国後島、色丹島の町でクリスマスツリー設置

新年を前に、北方領土の島々ではクリスマスツリーの飾り付けが行われている。色丹島・斜古丹では、様々な場所から見ることが出る文化会館のそばにお目見え。色丹島・穴澗は病院のそばに。国後島・古釜布では地区中央広場で設置作業が行われている。択捉島では、21日にメインツリーの点灯式が開かれる。
択捉島の話題

択捉島の住民が13台の車両を寄付 ウクライナ東部のロシア兵士に

北方領土・択捉島在住のオレシア・グヴォズデツカヤさんは、ウクライナ東部の特別軍事作戦で戦うロシア兵のニーズに応えるため、日本車の三菱パジェロを寄付した。地元紙「クラスヌイ・マヤーク(赤い灯台)」が伝えた