北方領土遺産

北方領土遺産

日本人の葬送、変遷たどる 元江別市職員・斉藤さん 道内事例などまとめ刊行

北海道を舞台にした文学や道内自治体の施策を調べ、日本人の葬送の変遷を紹介した「遠ざかる野辺送り」が出版された。コロナ禍で進んだ葬儀の簡素化をはじめ、野天焼きの現場、戦争の遺骨収集や災害時の埋葬の現実にも触れた広範な内容だ。著者の元江別市職員...
北方領土遺産

根室空襲と元島民

本日(7月13日)の北海道新聞夕刊1面コラムに、この間まで根室支局長だった黒田記者が「根室空襲」について書いていました。根室空襲といえば、私は択捉島出身の元島民・山本昭平さんの壮絶な体験を思い浮かべます。 北方領土遺産「セルツェ-心 遥かな...
エトセトラ

1915年創業の樺太工業泊居工場跡 ブロガーがドローンで撮影

サハリンのブロガーであるデニス・ビナーがトマリ地区に残る樺太時代の製紙工場跡を撮影し公開した。1915年8月に操業を開始した樺太工業泊居工場(バルプ工場)で、ブロガーは「樺太工業は大川平三郎(※渋沢栄一の甥)によって設立された会社で、本社は...
北方領土ノート

北方領土の現状学ぶ 元島民2世の堀江支部長が小学生に講話

北方領土復帰期成同盟釧路地方支部(濱屋宏隆支部長)は28日、釧路市立芦野小学校(高畠昌之校長)の5年生60人を対象に、北方領土の歴史や現状などについての講話を行った。同支部が小学校で北方領土に関する講話を開くのは、釧路管内で初めて。父が元島...
北方領土ノート

北方領土プロジェクトN 根室管内高校生に啓発 裾野広げ後継者育成

北方領土対策根室地域本部(根室振興局)は、根室管内の「高校生」に的を絞った啓発活動に取り組んでいる。北方領土対策室の元島民3世ら若手職員が中心になって企画した初の試みで、その名称も「北方領土プロジェクトN」。啓発グッズ開発など返還運動に関わ...
北方領土遺産

根室「島の記憶つなぎ続ける」北方領土返還運動 進む世代交代

北方領土元島民の高齢化が進む中、領土返還要求運動の世代交代が進んでいる。かつての居住地ごとにつくる「島民の会」は、市内の13団体のうち6団体の会長が島民1世から2世に交代した。ロシアによるウクライナへの侵攻で領土交渉が白紙に戻り、元島民らの...
エトセトラ

占守島の戦い  戦死したソビエト兵士2人の遺体を発見

「ロシア捜索運動」のサハリン支部が実施している北クリル・シュムシュ島(占守島)での遺骨収集調査で、1945年8月の上陸作戦における日本軍との戦闘で死亡したソビエト軍兵士2人の遺体が発見された。165高地と呼ばれる島の北側斜面では、赤軍兵士の...
北方領土遺産

平和であれ 北方領土・貝殻島灯台

コンブ漁がスタートした6月22日早朝の北方領土・貝殻島。微風、気温は10度くらいでしょうか。海は穏やかです。一斉出漁を祝してラッコも見送りに。
北方領土遺産

北方領土・貝殻島コンブ漁、波を蹴立て一斉出漁

根室市・納沙布岬から3.7kmに位置する北方領土・歯舞群島の貝殻島周辺で22日早朝、コンブ漁が始まりました。この日は午前6時に、根室市の歯舞漁協などの漁船222隻(予定)が一斉に出漁しました。例年だと6月1日に解禁されますが、今年はロシアの...
エトセトラ

5人の日本兵と1人のソ連兵の遺体発見 メモリーウオッチ「極東戦線—2022」遺骨収集

第二次世界大戦で亡くなった兵士を探し、身元を特定し、埋葬することを目的に第3回地域間遠征「極東戦線-2022」が実施され、5人の日本兵と1人のソ連兵の遺体を発見した。今回は「メモリーウォッチ」プロジェクトの一環として、国内23の地域からロシ...