北方領土ノート 取り残された旧漁業権 北方領土色丹島出身の得能宏さん(87)が引き揚げて根室に住んだのは終戦から2年以上過ぎたころだった。 父は島で営んでいた漁業を続けようとしたが、根室においては漁業権がない。得能さんは中学校を休んで浜に打ち上げられたコンブを拾い、乾燥させて売... 2022.02.07 北方領土ノート北方領土遺産
北方領土ノート 「おいしい昆布に歴史あり」複雑で身近な関係を再認識 東京の友人を富山県に招くと、昆布を用いた料理のバリエーションにしばしば驚かれる。すし屋に行っても、昆布締めは人気のネタだ。「富山の人って昆布が好きなんですね」と屈託なく喜んでくれるのはうれしいのだが、美味の裏には近世以降の北陸の複雑な歴史が... 2022.02.06 北方領土ノート北方領土遺産
北方四島の話題 2月7日 北方領土返還要求全国大会 あと 5メートル届かぬ故郷 択捉出身82歳 元島民の思い代弁 【釧路】「北方領土の日」の7日、東京・国立劇場で開かれる北方領土返還要求全国大会(実行委主催)に、択捉島出身の奥泉一子さん(82)=釧路市=が元島民代表としてオンラインで参加し、決意表明する。旧ソ連に占領された島を離れて今年で75年。目の前... 2022.02.06 北方四島の話題北方領土遺産
北方四島の話題 「国後木材守りたい」清隆寺本殿に活用 根室空襲で焼失免れる 7日「北方領土の日」「地震の揺れに強い」「自然の豊かさ知った」 【根室】戦前の北方領土で重要な産業の一つだった林業。木材は根室で建材として使われたが、終戦間際の根室空襲で多くは焼失した。被害を免れたわずかな建物が、現在も北方領土の木材の質の高さを伝える。「島の木材はもう手に入らない。大切に守りたい」。所... 2022.02.06 北方四島の話題北方領土遺産
北方四島の話題 「北方4島の墓地修復を」鈴木知事が駐日ロシア大使に要請 28日、ロシアのガルージン駐日大使が鈴木知事を表敬しました。鈴木知事は、新型コロナなどで元島民が訪問できていない北方4島の、墓地の修復などを求めました。29日に札幌で日露両政府主催の「日露地域交流年」の開会式が開かれるのを前に、ガルージン駐... 2022.01.28 北方四島の話題北方領土遺産
エトセトラ サハリン最古の日本建築「樺太守備隊司令官官舎」 ユジノサハリンスク市の歴史博物館とし保存活用 サハリンで最も古い日本建築であり、1908年に樺太守備隊司令官の官舎として建築された建物が、それまで管理していたロシア国防省からユジノサハリンスク市に移管され、市の歴史博物館として使われることになった。官舎はネオゴシック調で、1階はレンガ造... 2022.01.21 エトセトラ北方領土遺産
北方四島の話題 北方領土問題、若い世代に伝えたい 元島民の思い漫画に 千島連盟根室支部 北方領土の元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)根室支部は、元島民の体験や島への思いを描いた漫画の制作を進めている。若い世代に北方領土問題を広く知ってもらうのが目的で、漫画を使って発信するのは初めて。年度内にもインターネット上で... 2022.01.19 北方四島の話題北方領土遺産
北方領土遺産 ラクスマンと光太夫の地図の複製贈る 来航230年記念、根室市民有志が市に ロシア初の遣日使節アダム・ラクスマンの根室来航230年を記念し、市民有志が18日、アダムの父キリル・ラクスマンと大黒屋光太夫が共同製作した日本地図の複製を根室市に寄贈した。市は2月1日から市歴史と自然の資料館で展示する。(北海道新聞根室版2... 2022.01.19 北方領土遺産
北方領土遺産 日ロ友情、始まりの地図 光太夫とラクスマン共同製作 有志が根室市に複製寄贈へ ロシア初の遣日使節アダム・ラクスマンの根室来航から今年で230年となるのを記念し、根室市民有志がアダムの父キリル・ラクスマンとロシアに漂着した船頭の大黒屋光太夫が共同製作した日本地図の複製写真を根室市に寄贈する。光太夫はキリルの尽力により、... 2022.01.14 北方領土遺産
エトセトラ 日本が建てた「サハリン郷土博物館」の修復・保存 州予算に余裕なく延期 老朽化が著しいユジノサハリンスクのサハリン郷土博物館の修復・保存問題で、サハリン州議会が建物を視察した。この中で、ユーリ・アリン館長は設計、見積もり文書の作成だけで2,300万ルーブルかかると明らかにした。 建物は日本統治次代の1937年に... 2022.01.13 エトセトラ北方領土遺産