北方領土遺産 美酒に人あり 碓氷勝三郎商店店主 碓氷ミナ子さん=根室市 創業135年。漁師まちに酒はつきものだ。大漁なら祝い酒、不漁でもやけ酒。初代は「本州からお酒を持って来るから高くなる。根室で造れば手に入りやすくなる」と考えた。根室空襲、北方領土への旧ソ連軍侵攻、200カイリの漁業規制…。戦前から数々の苦難... 2022.01.05 北方領土遺産
北方領土遺産 「猪谷さんの靴下」再び 「暮らしの手帖」で編み方特集 国後島の古丹消で6年間暮らした日本スキー界の草分け、猪谷六合雄さんが考案したスキー用の靴下は80年以上たった今も、元島民のおばあさんをはじめとして、日本各地で編み継がれている。あったかくて、丈夫。型崩れせず、脱げにくい。そして独特の色合いを... 2021.12.31 北方領土遺産
北方領土遺産 利尻―稚内結ぶ海底ケーブル中継施設 道博物館学芸員らが調査「陸揚庫に歴史的価値」 北海道博物館(札幌市)の右代啓視(うしろひろし)学芸員ら北方四島の文化や歴史に詳しい専門家グループが、利尻島と稚内市を結んでいた通信用海底ケーブルの中継拠点で、島内にある「石崎海底電線陸揚庫(りくあげこ)」を調査した。「島の発展を物語ってお... 2021.12.08 北方領土遺産
北方領土遺産 「陸揚庫」領土返還運動に生かして 根室市 保存活用 市民と意見交換 根室市は5日、終戦直後まで根室と北方領土国後島を結んだ通信用海底ケーブルの中継施設「陸揚庫」の保存や活用について、市民らの声を聞く公開ヒアリングと意見交換会を市内で行った。陸揚庫は10月に国の登録有形文化財になった。今回は市が設置する「北方... 2021.12.06 北方領土遺産
北方領土遺産 千島列島北部・占守島で野外博物館の整備進む 北クリル(千島列島北部)のシュムシュ島(占守島)に野外博物館がつくられている。第二次世界大戦の最後の戦いの1つは1945年にこの島で起った。野外博物館の整備は、9月に極東連邦管区のユーリ・トルトネフ大統領全権大使によって発表された。彼は「島... 2021.12.05 北方領土遺産
北方領土遺産 故郷への思い 日ロ結ぶ ラクスマン根室来航から来年230年 1792年、ロシア最初の遣日使節、アダム・ラクスマンが根室に来航してから来年で230年になる。11月初め、その足跡をたどろうと、北欧からはるばる根室を訪れた女性がいる。フィンランド南東部サボンリンナ市の元市議、岡部千栄子さん(64)。アダム... 2021.12.05 北方領土遺産
北方領土遺産 北方領土結んだ海底ケーブル 流氷などで度々断線 貴重な資料発見 終戦直後まで北海道根室市と北方領土の国後(くなしり)島、択捉(えとろふ)島をつないだ通信用海底ケーブルに、明治から昭和にかけての補修などを記録した文書が見つかった。ケーブルを根室市で陸上に揚げていた「陸揚庫(りくあげこ)」が10月に国の登録... 2021.12.04 北方領土遺産
北方領土遺産 根室-国後「陸揚庫」の修復・保存と活用を考える 5日に公開ヒアリングと意見交換会 北方領土関連施設として初めて国の登録有形文化財に登録された「根室国後間海底電信線陸揚庫」の保存と活用を考える「公開ヒアリング」と「意見交換会」が5日午後1時30分から、根室市穂香の道立北方四島交流センターニ・ホ・ロで開かれる。コロナ禍の緊急... 2021.12.01 北方領土遺産
北方領土遺産 根室-国後陸揚庫と海底ケーブル 国の登録有形文化財「根室国後間海底電信線陸揚庫」で、10月に実施した発掘調査の結果、陸揚庫の内と外3カ所から海底ケーブルが確認された。いずれも流氷による断線を防ぐため外装(鎧装)鉄線を2重に巻き付けた「特殊浅海線」だったことが分かった。 1... 2021.11.30 北方領土遺産
北方領土遺産 根室—国後島間の海底ケーブル 流氷に対応 根室陸揚施設で発見 専門家が確認 終戦まで根室市と北方領土の国後島を結ぶ通信中継拠点だった国登録有形文化財「根室国後間海底電信線陸揚施設」(根室市西浜町)で見つかった海底ケーブルが、流氷に破壊されないよう頑丈に作った特殊なケーブルであることがわかった。海底ケーブル敷設保守会... 2021.11.27 北方領土遺産