北方領土遺産

北方領土遺産

北方領土結んだ海底ケーブル 流氷などで度々断線 貴重な資料発見

終戦直後まで北海道根室市と北方領土の国後(くなしり)島、択捉(えとろふ)島をつないだ通信用海底ケーブルに、明治から昭和にかけての補修などを記録した文書が見つかった。ケーブルを根室市で陸上に揚げていた「陸揚庫(りくあげこ)」が10月に国の登録...
北方領土遺産

根室-国後「陸揚庫」の修復・保存と活用を考える 5日に公開ヒアリングと意見交換会

北方領土関連施設として初めて国の登録有形文化財に登録された「根室国後間海底電信線陸揚庫」の保存と活用を考える「公開ヒアリング」と「意見交換会」が5日午後1時30分から、根室市穂香の道立北方四島交流センターニ・ホ・ロで開かれる。コロナ禍の緊急...
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根室-国後陸揚庫と海底ケーブル

国の登録有形文化財「根室国後間海底電信線陸揚庫」で、10月に実施した発掘調査の結果、陸揚庫の内と外3カ所から海底ケーブルが確認された。いずれも流氷による断線を防ぐため外装(鎧装)鉄線を2重に巻き付けた「特殊浅海線」だったことが分かった。 1...
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根室—国後島間の海底ケーブル 流氷に対応 根室陸揚施設で発見 専門家が確認

終戦まで根室市と北方領土の国後島を結ぶ通信中継拠点だった国登録有形文化財「根室国後間海底電信線陸揚施設」(根室市西浜町)で見つかった海底ケーブルが、流氷に破壊されないよう頑丈に作った特殊なケーブルであることがわかった。海底ケーブル敷設保守会...
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根室と国後結ぶ「陸揚庫」ケーブル保守記録発見 長崎の史料館に現存 貴重な資料

終戦直後まで根室市と国後島をつないだ通信用海底ケーブルの故障や修理など、1899(明治32)年以降の保守記録を記した文書が、長崎市の「海底線史料館」で現存していたことが25日までに判明した。「ケーブルが流氷でたびたび断線した」との元島民の証...
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NTTの技術者 陸揚庫のケーブルを特定 流氷に強いアイリッシュ形特殊浅海線と確認 先達の仕事に思い巡らせ

北方領土関連施設として初めて国の有形文化財に登録された「根室国後間海底電信線陸揚庫」を25日、施設を設置した旧逓信省をルーツにする企業の社員たちが初めて訪れた。同社によって海底ケーブルの修理記録を記した資料が現存することも分かり、逓信省、電...
北方領土遺産

国後と根室結んだ海底ケーブル、頑丈だった 敷設事業者が流氷耐性を確認

海底通信ケーブル敷設事業の「NTTワールドエンジニアリングマリン」(横浜市)の役員らが25日、終戦直後まで根室と北方領土国後島を結んだ通信用海底ケーブルの中継施設「陸揚庫(りくあげこ)」を視察し、流氷が衝突しても壊れない頑丈なケーブルが使わ...
ビザなし渡航

日ロ交流発祥の地

釧路新聞・諸感雑感(2021/11/23) 通商を促す国書を携えアダム・ラクスマンが根室に入港したのは1792年である。ロシア最初の遣日使節だった。冬をまたぎ滞在すること8カ月。日本側はロシア語辞典を編み、ロシア地図を写して地名を聞き取り、...
北方四島の話題

国後島・古釜布 博物館で収蔵品展「光のメッセージ」交流で中標津の若者から贈られたひな人形も展示

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の南クリル郷土博物館で、「博物館の収蔵品から」と題した展示会が開かれている。博物館に収蔵されている紙幣、コインのほか、国後島を描いたプロやアマチュア画家の作品がホールに展示されている。これらの収蔵品が一般に公...
エトセトラ

樺太時代、日本女性が履いていた下駄を発見 サハリン南部の住民

サハリン南端のアニワ湾に面した漁村オゼルスコエ(旧長浜)に住むビクトル・ミンドリックさんが樺太時代に日本女性が使っていた木製の下駄を発見した。ある秋の日、ビクトルは小川の近くを歩いていて、奇妙な木片を見つけた。彼は、その木片が何なのか分から...