択捉島の話題

択捉島の新しい市長にイストミン市長代理を任命 クリル地区臨時議会 2月7日に就任式 

2月5日、択捉島クリリスク(紗那)で、クリル地区議会の臨時議会が開催され、クリル地区(択捉島、ウルップ島など管轄)の新しい市長にコンスタンチン・ニコラエヴィッチ・イストミン市長代理を全会一致で任命した。
国後島の話題

国後島・東沸川 クリル自然保護区の研究者がカルガモと遭遇 冬季では初めて確認

国後島のクリル自然保護区の研究者が1月から2月にかけて、島の南部を流れるセルノヴォドカ川(東沸川)でレッドブックに掲載されているカルガモと遭遇した。カルガモは度々確認されているが、冬季に観察されたのは初めてのことだ。
国後島の話題

国後島・古釜布で停電発生 暴風雪で送電線に被害

北方領土・国後島ユジノクリリスク(古釜布)では、4日の暴風雪で送電線が損傷し、一部のアパートが停電している。水道と暖房は正常に機能している。
択捉島の話題

北方領土・択捉島 暴風雪から一夜、除雪作業急ピッチ

暴風雪から一夜明けた北方領土・択捉島では5日朝から、島内最大の水産・建設企業ギドロストロイ社が除雪車など29台を出動させ、クリリスク(紗那)中心街の道路や社会的に重要な施設に通じる道路などを優先して除排雪作業を行っている。
択捉島の話題

択捉島「白い崖」で観光客がクマに襲われた事件 ツアーを主催したガイドを起訴

昨年11月、北方領土・択捉島の人気観光地「白い崖」(太平洋側のビラ海岸)でツアー客がクマに襲われ重傷を負った事件で、クリル地方検察当局はツアーを企画した同島の起業家でガイドを務めていた男性を起訴した。起業家はツアー客の生命と健康の安全に関する要件を満たさないサービスを提供し、過失により人体への重大な危害を引き起こしたとして、最長6年の懲役が科せられる可能性がある。
択捉島の話題

択捉島・別飛 ウクライナ戦争参加者の家族を支援 島内企業が暖房用燃料を提供

息子が自発的にウクライナでの特別軍事作戦に参加している択捉島レイドヴォ村(別飛)の住民、メラニヤ・ヴォロドキナさんに暖房用のディーゼル燃料2バレルが贈られた。今年1月、同地区のイストミン市長代理と地区住民との会合の際、メラニヤさんは自宅の暖房用の燃料備蓄が不足していると訴えた。
択捉島の話題

択捉島・別飛の中学校で軍事愛国月間の取り組みスタート

北方領土・択捉島レイドヴォ(別飛)のレイドフスカヤ中学校で軍事愛国月間が始まった。式典では、バルフチン校長、第1自動車化ライフル中隊副司令官で軍事政治活動担当のアレクセエフ少尉らが挨拶。教師と生徒たちは、戦死した兵士たちを悼んだ。
北方四島の話題

日本の石破首相が謝罪 北方領土に核のゴミ「一石三鳥四鳥」「魅力的」発言

原子力発電環境整備機構(NUMO)が開いた説明会で、当局者がクリル諸島(注:この場合北方四島)に核廃棄物の最終処分場を建設することを提案したことについて、日本の石破茂首相は3日、衆議院予算委員会で謝罪した。※提案したのは説明会に参加していた人だが、ロシア側の報道では日本の当局者が提案したことになっている。
千島列島

北方領土・国後島沖で地震発生 千島列島で地震活動が増加

2月3日午前10時52分(現地時間)、クリル諸島(北方領土を含む千島列島)の国後島ケラムイ崎沖でマグニチュード2.3の地震が発生した。震源地は国後島ゴロヴニン火山(泊山)の南33キロで、震源の深さは27キロ。ここ数日、クリル諸島付近の地震活動が増加していることは注目に値する。
択捉島の話題

ロシア企業が「免税制度」を活用し択捉島にホテル建設 投資額5,000万ルーブル2027年完成

2022年に千島列島に導入された免税制度(KORF)を活用してロシア企業「アトール」が北方領土・択捉島にホテルを建設する。投資額は5,000万ルーブル以上で、2027年に客室15室とカフェを備えた新しいミニホテルをオープンする予定。施設は免税制度の枠組み内で建設され、20年間にわたり所得税をはじめ土地、輸送、財産に対する税金が免除される。