北方四島航路の運賃差別化問題 一時滞在者にも割引運賃適用へ

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サハリン—北方四島間の航空および海上旅客輸送の運賃が3月1日から差別化された。サハリンおよびクリル諸島に永住登録されている人の運賃は現状のままたが、島の一時滞在者や本土居住者の運賃は、海路・空路ともに2倍に値上げされた。予想通り、この決定は、長年島で働いてきたにもかかわらず、何らかの理由で永住権を取得していない人々にとって不便な状況を生み出している。政府は、クリル諸島地区の住民を含む多くの人々から、解決策を求める要望を受けている。

25日、OTVサハリン放送のアレクセイ・クルチニン氏による番組「島々の一週間」で、一時滞在登録者向けの補助金付き航空券に関するニュースが発表され、サハリン州政府が解決策を見出したと報じた。

クルチニン氏は「9カ月以上登録しているクリル諸島居住者は、地元住民と同様に、割引料金で航空券を購入できるようになります。これは主に、公的機関に勤務する専門家、医師、教師、企業や生活必需サービスに従事する従業員に適用されます。登録期間が9ヶ月未満の方も割引の対象となりますが、これらの専門家は、自治体長の発行する証明書を提示することで、割引料金で航空券を購入できます。この見直しは早ければ5月から運用開始される予定です」と伝えた。

ニュースの中で、州エネルギー委員会のドミトリー・チェクリシェフ委員長は「第二次世界大戦の退役軍人および戦争の子供たちについては、居住地に関わらず優遇措置が受けられるよう、今後明確化を図る。また、ウクライナ特別軍事作戦の参加者には、サハリンおよびクリル諸島の住民としてチケット料金が半額になるという追加優遇措置も提供される」と付け加えた。

また、チェクリシェフ委員長は「旅行会社については、現状を打開するためには自力で道を切り開く必要がある。それがビジネスというものだ。市場の状況に適応し、新たな解決策を見出すことだ」と述べている。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2026/4/25)

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