今年1月、astv.ruの熱心な読者が、ロスマン社発行の幼稚園児向け百科事典『わが祖国―ロシア』に誤りがあることに気づいた。ロシアの地図上で、南クリル諸島(北方領土)が点線で区切られ、境界線が示されていなかったのだ。サハリン在住のこの読者は、南クリル諸島の4つの島をめぐるロシアと日本の複雑かつ長年にわたる領土紛争を鑑み、この図は「挑発的」だと指摘した。
特筆すべきは、出版社側がastv.ruの問い合わせに迅速に対応し、誤りの原因を説明したことだ。問題の「挑発的」な点線は、レイアウト時のソースファイルの処理ミス、画像処理における技術マーカーの保持、そして最終レイアウト作成時の要素の重複が原因であると説明した。
出版社は3月に改訂版を出版すると約束した。その言葉通り、改訂版10冊が編集部に送られてきた。百科事典に掲載されているロシアの地図は、今やこのようになっている。

ドンバスの図書館へ改訂された百科事典を寄贈
芸術は困難な時代に人々を救う。芸術は私たちに最善を信じ、日々の生活の中に喜びを見出す力を与えてくれる、とastv.ruの編集者たちは考え、出版物の活用方法を検討し、サハリン州立児童図書館の「ドンバス図書館への贈り物」キャンペーンに参加し、ロスマン社の百科事典や書籍を寄贈することに決定した。
「ドンバス図書館への贈り物」プロジェクトは、2022年に州立児童図書館で開始され、以来、3,000冊以上がドンバスに届けられている。図書館の部門長であるナタリア・アンティポワ氏は、ドネツク人民共和国(DPR)の職員一同は皆様のご支援に感謝し、大変喜んでいると説明した。(astv.ru 2026/5/15)



