サハリン住宅ローン会社(JSC Sakhalin Mortgage Agency)がサハグロストロイ有限会社(LLC Sakhagrostroy)が色丹島で建設した集合住宅工事について、施工不良を訴えていた裁判で、サハリン州仲裁裁判所は欠陥工事を認め、施工業者に対し2,689万ルーブル(約5,600万円)の損害賠償金の支払いを命じた。
裁判所によると、業者は契約に基づき、色丹島のマロクリリスコエ(斜古丹)地区とクラボザボツコエ(穴澗)地区に6棟の集合住宅を建設することになっていた。建物は完成し、入居許可証も発行されている。

保証期間中に住民から建物の技術的な状態に関する苦情が寄せられたため、原告はサハグロストロイ有限会社と、エンジニアリングおよび技術検査と現場監視に関する契約を締結した。検査の結果、建物に重大な欠陥と損傷が発見された。
同裁判所は「原告の損害は、被告が建設した色丹島所在の施設について、耐力回復、構造的保護の設置、および法規制上の耐用年数を確保するための技術調査費用および一連の措置の実施費用という形で発生した」と認めた。
工事が重大な欠陥を抱えたまま行われ、その結果、建物が部分的にしか機能していないと判断されたという事実は、訴訟資料によって確認されている。被告はこの点を争わなかった。
同裁判所は住宅ローン会社の請求を認め、サハグロストロイ有限会社に2,689万3,873ルーブル70コペイカの損害賠償金と、国家手数料の支払いに要した20万ルーブルの訴訟費用の支払いを命じた。(astv.ru 2026/4/16)


