国際エネルギー機関(IEA)のガス市場報告書によると、ロシアの液化天然ガス(LNG)輸出量は、2026年上半期に前年同期比で8%(20億立方メートル)増加した。報告書は「この増加は主に、欧州市場へのガス供給増(前年同期比18%増)によるものである」と述べている。ロシアは依然として、欧州へのLNG供給国として第2位の地位にあり、ベルギー、フランス、スペインがロシア産LNGの欧州における輸入の大部分を占めている。
西側諸国の制裁対象となっているロシアの2つのプラント「アークティックLNG 2」と「ガスプロムLNGポルトヴァヤ」は、2026年上半期もガス運搬船への積み込みを継続した。出荷先としては、洋上での積み替え(STS)を経て中国の北海(ベイハイ)ターミナルへ送られるケースが多く見られた。IEAは「この期間中、これら2つのプロジェクトによるLNG生産量の合計は約15億立方メートルに達した」と指摘している。((サハリン・メディア2026/7/8)


