北海道・標津町で「国後島から泳いできた」というロシア人を名乗る男性が見つかり、亡命を求めていることから入管当局で経緯などを調べています。ロシア人を名乗る男性が見つかったのは、19日で、標津町内の駐在所の前にいるのを通りかかった人が警察に届けました。「スポーツウエアの上下にスニーカー、つば付いた帽子とマスクしていた」(通報した男性) 中標津警察署で事情を聴いたところ、この男性は標津町からは24キロの「北方領土・国後島から泳いできた。第三国に亡命を希望する」などと話したということです。男性の身柄は、20日札幌出入国在留管理局に移され、関係者によりますと、今後は入国管理当局で入国の経緯を確認するとともに、「一時庇護を認める」などの対応をとる見通しです。(日テレ24 2021/8/21)
(HTB 2021/8/21) 12:07
ロシア人の男性が道東の標津町で見つかり、「亡命のために国後島から泳いできた」などと話していることがわかりました。複数の関係者によりますと、ロシア人の男性は、19日夕方ごろ標津町内で見つかりました。無人の駐在所の前にいた男性に、町民が声をかけたところ言葉が通じないため不審に思い、中標津警察署に連れて行ったということです。男性は「亡命のために国後島から泳いできた」などと話していて、身柄を引き取った札幌出入国在留管理局が事情を聴き、今後の処遇を判断をするとみられます。
「国後島から泳いできた」 標津でロシア人男性を聴取
(北海道新聞2021/8/21)
北方領土から来たというロシア人男性が根室管内標津町で見つかり、道警が事情を聴いていることが20日、政府関係者らへの取材で分かった。男性は「国後島から泳いできた。日本に亡命したい」と話しているといい、札幌出入国在留管理局が男性から詳しい事情を聴き、今後の処遇を判断するとみられる。関係者によると、男性は19日夕、標津町内にいるところを町民が発見し、警察に通報した。目撃者などによると、男性は20~30代とみられ、スポーツウエアのような上下を着てスニーカーを履き、帽子をかぶっていたという。
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