サハリンのヒグマ駆除 今年に入って29頭 国後島と択捉島では各2頭

北方四島の話題

 サハリン・メディア 2020/7/16

サハリン州では今年に入ってから、人間や家畜に脅威を与えた29頭のヒグマが有害駆除されている。最も多いのはオキンスキー地区で7頭。ノグリキ地区が4頭、クリル地区(択捉島など管轄)、南クリル地区(国後島色丹島など管轄)でもそれぞれ2頭などとなっている。サハリン州環境省は「ヒグマの問題というよりは、結局は人間の問題だ。第一に、ヒグマが人間に近づいて来る理由を排除する必要がある。ゴミや食べ物を捨てたり、ヒグマへのエサやりは絶対にしないように」と呼び掛けている。

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