国後島古釜布港で未申告のウニ445kg　サハリン税関不正輸出摘発　

❐北方四島の話題

    サハリン・インフォ2018/12/4

サハリン税関は国後島ユジノクリリスク(古釜布)港で、輸出用のウニを積載した貨物船を検査したところ、申告されていないウニ445kgを発見した。手続きに問題がなかったウニ17トンは根室市花咲港に輸出された。税関は不正に輸出しようとしたウニを荷主の倉庫で保管させ、金額を調べている。法律では行政犯罪の対象となる商品の価値の最大2倍の罰金を科すことを規定している。

※日本はロシアが実効支配する北方四島について、関税法上は当面、外国とみなし、四島周辺から運ばれる水産物を「輸入」扱いしている。