歯舞群島・勇留島の無名の岬 ロシアの自然地理学者にちなんで「エフレモフ岬」と命名 ミシュスチン首相が政府令に署名

歯舞群島の話題

「地理的名称に関する法律およびサハリン州議会からの提案に基づき、小クリル列島(歯舞群島と色丹島)のユリ島(歯舞群島・勇留島)にある名称未定の岬に『エフレモフ岬』と命名する」–ロシアのミハイル・ミシュスチン首相が政府令に署名した。ロシア地理学会サハリン支部によると、この名称は、赤軍参謀本部地形局の将校であったユーリ・エフレモフにちなんで付けられた。「戦後の地域地名学の父を記憶しているのは、サハリンやクリルの住民だけではありません!今や彼はロシア国内および世界の地図にその名を刻んでいます!」と、同サハリン支部はこの喜ばしいニュースについてコメントした。

ユーリ・コンスタンチノヴィチ・エフレモフ(1913年~1999年)

ロシアの自然地理学者。1947年から48年にかけて、参謀本部の将校として、軍の地形測量遠征隊の地理部門責任者となり、サハリンおよびクリル諸島へ派遣された。彼は地域自然地理学の理論と実践に多大な貢献をした。ロシアにおける自然地理学的地域研究の学派を創設した人物の一人であり、地理的知識や地域研究の優れた普及者でもあった。地球の景観、社会圏、自然管理理論に関する約300の学術論文や80の一般向け科学著作を執筆している。また、ロシアにおける環境保護法案の起草者の一人でもあった。

ユリ島

小クリル列島(歯舞群島)の島の一つで、シコタン島(色丹島)の南に位置している。この島は全長約7km、最大幅約2km、面積は約13平方キロメートル。現在、島は無人で、居住可能な建物はなく、樹木も全く生えていない。高台は草原に覆われており、島内には4つの小さな湖がある。島の名前は男性の名前に由来するものではなく、一説によれば、この島のアイヌ語名である「ウリリ(Uriri)」をロシア語風に表記したものだとされている。

興味深い事実

興味深いことに、2015年、サハリン出身の歌手兼作曲家であるイーゴリ・ニコラエフが、この島を題材にした「ユーリ島(Yuri Island)」という曲を制作した。作詞は彼の父であるユーリ・ニコラエフが担当した。この曲は、彼と同姓同名である著名なテレビ司会者、ユーリ・ニコラエフによって歌われた。(astv.ru2026/6/26)

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