北千島・パラムシル島でロシア国旗掲揚 対日戦勝80周年イベントの幕開け

千島列島

第2回観光・郷土史探訪ツアー「Vクルセ」の参加者が6月12日の「ロシアの日」を祝って、北千島のパラムシル島でロシア国旗を掲げる愛国イベントを開催した。北千島に対するロシアの主権を強調するこの取り組みは、大祖国戦争勝利と軍国主義の日本に対する勝利、そして第二次世界大戦終結80周年を祝う8月のイベントの幕開けを告げるものだ。

サハリン州観光省のナタリア・パコルコワ副大臣は「軍国主義日本に対する大規模な戦いは千島列島で行われ、第二次世界大戦のフィナーレとなった。今、私たちは誇りを持って国旗を広げ、ここが私たちの土地、ロシアであることを改めて確認する!ここから一日が始まり、私たちはロシアの日を祝う最前線に立っている」とコメントした。

観光・郷土史探訪ツアー「Vクルセ」の参加者は2024年に北千島を訪れ、パラムシル島とシュムシュ島の文化、観光、自然、軍事・愛国的遺産に基づく観光ルートを開発するための情報を収集した。シュムシュ島では今夏、大勝利80周年を記念する行事が開催される予定で、「Vクルセ」の参加者はシュムシュ島の上陸作戦跡地、戦場跡を巡る軍事・愛国的な観光ルート「シュムシュ島の道」開発の最終段階に着手する。(sakh.online 2025/6/12)

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