ロシアでは毎年6月の第3日曜日(今年は15日)に医療従事者の日が祝われる。ヒポクラテスの誓いを立てたすべての人々、つまり医師、看護師、救急隊員を称える日で、国後島と色丹島で働く医療従事者たちも祝福を受けた。
国後島と色丹島の基幹病院である南クリル地区中央病院(国後島・古釜布)は現在、24時間対応ベッド58床、日帰り入院ベッド9床、外来受付能力（1シフトあたり最大350人）、ゴリャチ・プリャジ村(瀬石)に治療部門、ゴロブニノ村(泊)とドゥボヴォエ村に助産師ステーション、オトラダ村(近布内)に一般診療部門、色丹島クラボツボツコエ村(穴澗)に南クリル地区中央病院分院、マロクリリスコエ村(斜古丹)に一般診療部門を有している。2つの島では、医師43名、中堅医療従事者85名、若手医療従事者9名が医療機関で勤務している。(南クリル地区行政府テレグラム2025/6/15)
