青少年にとって夏休み中のアルバイトは、有意義な時間の使い方であるだけでなく、初めての仕事経験を積み、お金を稼ぎ、将来の職業選択への第一歩を踏み出す絶好の機会でもある。今年は、クリル地区当局が自治体機関と協力して、未成年者向けの短期雇用を組織する大規模なプログラムを実施した。
プログラムは文化、スポーツ、公共サービスなど、さまざまな分野を対象としている。学校、幼稚園、図書館、クラブなど11の自治体機関が、青少年向けに55のアルバイト枠を提供した。できるだけ多くの青少年に就労体験の機会を提供するため、プログラム主催者は、市町村の施設で最低2週間の就労期間を設けている。
例年通り、地域雇用センターと漁業会社クリルスキー・ルィバク社(Kurilsky Rybak CJSC)の間で、青少年向けの夏季雇用に関する協定が締結された。クリルスキー・ルィバク社は15名の雇用機会を提供する。未成年者は6月1日から8月15日まで同社で働くことができる。漁業会社ギドロストロイ社(JSC Gidrostroy)は、夏季就労を希望する若者向けに20名の雇用機会を提供している。就労期間は6月8日から8月15日まで。
今年は、市営企業ジルコムセルヴィス(Zhilkomservis)が新たなパートナーとしてプログラムに参加した。同社は、6月1日から8月15日までの期間、青少年向けに5名の夏季就労機会を提供する協定を締結した。
青少年の臨時雇用を組織するために、地区予算から72万1,600ルーブル、サハリン州予算から165万6,400ルーブルが割り当てられた。さらに、就労中の青少年への経済的支援として、州財政から13万7,000ルーブルが割り当てられた。また、クリル人材紹介会社を通じて夏季のアルバイトを見つけた青少年は、就労日数に応じて、雇用センターから直接追加の現金給付を受けることができる。
ロシアにおける未成年者の就労は法律で厳しく規制されており、14歳以下の未成年者は、親の書面による同意と後見人からの許可を得た場合にのみ就労できる。安全な軽作業のみが許可される。15歳以上の未成年者は、基礎一般教育(9年生相当)を修了していれば、正式な就労が可能。16歳以上の未成年者は、就労能力が完全に認められ、追加の許可なしに就労できる。
未成年者の労働時間は制限されており、14~15歳は1日4時間以内(週24時間以内)、16~18歳は1日7時間以内(週35時間以内)となっている。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2026/5/28)

