国後島と色丹島の子供を対象にしたキャンプ体験「フレガート」閉鎖 地区行政府に資金がない

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「キャンプは開催できません。お金がないからです」–。7月21日、南クリル地区行政府からこんな発表があった。「キャンプの参加費用は、2週間で子供一人あたり5万6,000ルーブル(約11万6,000円)です。保護者負担は1万1,000ルーブル(約2万3,000円)です。残りの金額は郡の予算で賄われていました。しかし、現在、地区には残りの金額を補填する財源がありません」。

知事らが、夏季レクリエーション関連を含むすべての計画された社会事業を完了すると繰り返し主張している中で、これは奇妙な決定だ。そもそも、金額はそれほど大きくない。クリルに住む多くの保護者は、子供たちが短い島の夏を海辺で過ごし、国後島の自然の魅力に触れ、自然の中で生きるために必要なスキルを身につけるという貴重な経験のために、11,000ルーブル以上を支払う余裕があるはずだ。さらに、キャンプの建設、準備、改修には既に相当な資金と人的資源が投入されている。要するに…当局は自分たちの決定がもたらす結果を考慮せず…安易な道を選んだのだ。(Shikotan Telegraph 2026/7/21)

郷土学習テントキャンプ「フレガート」がオープン(kurilnews.ru 2026/7/15)

7月14日、郷土学習を目的としたテントキャンプ「フレガート」の第1期が盛大に開幕した。国後島と色丹島の子供たちたちは2週間にわたり、地元の探訪やスポーツ大会、島内ツアーに参加するほか、海水浴やディスコでのダンスといったレクリエーションを楽しむ。2026年は国後島と色丹島から約300人の子供たちを受け入れる計画だ。

※キャンプ場はオホーツク海側のトレチャコボ(秩苅別)にある

キャンプ場は、居住用および設備用のテントが設営され、子供たちの安全と快適さを確保するための必要なインフラが整備されたほか、活動エリアの備えも万全。指導員やサポートスタッフを含む運営スタッフの確保も完了している。

夏季の健康増進・レクリエーション・プログラムは、地区および州当局にとって引き続き優先事項となっている。州政府の支援のもと、キャンプ用機材の調達や有資格の専門スタッフの増員が進められ、近年、子供たちの夏の余暇活動の機会が拡大している。

南クリル地区のパベル・ゴミレフスキー市長は「子供たちの夏季のレクリエーション体制はしっかりと整っています。保護者は、子供が夏休みに心身を癒やし、十分に休息し、安全に過ごせる場所を常に選ぶことができます。国後島にあるテントキャンプ『フレガート』は、まさにそのような施設です。質の高い食事から総合的な人間的成長を促すプログラムに至るまで、すべての活動が10代の若者を対象に構成されています。このキャンプは、芸術、学業、スポーツなど、さまざまな分野で子供たちが自分自身を表現できる環境を育んでいます。規則正しい生活リズムの確立、バランスの取れた食事の提供、身体活動(朝の体操、スポーツ、散歩など)の推奨、そして予防的な健康管理を行うことで、心身の健康を回復・増進させる環境を整えています。また、衛生ルールや安全な行動を指導し、健康的なライフスタイルを推進することで、子供たちの間に健康に対する意識的な態度を育んでいます」と述べた。

開会式では、保護者らが見守る中、各キャンプグループが自己紹介を行い、指導員と共に伝統的な宣誓を行った。

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