ロシア太平洋艦隊 大規模演習開始 千島列島でも沿岸ミサイル発射機を配備

ロシア軍

沿岸ミサイル部隊は8月6日午後2時30分、ポロウオストロフ半島沿岸で戦闘任務を開始した。2026年の太平洋艦隊の主要な作戦および戦闘訓練イベントがカムチャツカで開始された。これは、ロシア極東の海上国境、島嶼地域、沿岸領土を防衛するための大規模演習である。この演習は、太平洋艦隊司令長官ヴィクトル・リーン提督の指揮の下、約60隻の水上艦艇、潜水艦、支援艦艇、約30機の航空機、ヘリコプター、無人海軍航空システム、および1万3,000人以上の軍人が参加している。

艦隊部隊は既に日本海、オホーツク海、北西太平洋の指定区域への展開を開始している。演習中、コルベット艦グレミャシチーの乗組員はアヴァチャ湾からカムチャツカ地方のクラ射場の沿岸目標に向けてカリブル巡航ミサイルを発射した。戦闘演習は困難な妨害環境下で行われた。ミサイルは予定時刻に目標に命中した。ミサイルの目標までの射程は約1,300キロメートルだった。

太平洋艦隊の艦艇は、船舶や航空機の運航に危険を及ぼすミサイル発射区域の封鎖を確保した。艦隊の沿岸ミサイル部隊のバルおよびバスティオン沿岸ミサイルシステムの乗組員も、カムチャツカ沿岸、沿海地方、チュクチ半島、クリル諸島(北方四島を含む千島列島)の沿岸の配置区域に発射機を配備した。各師団の隊員はそれぞれの持ち場まで行進し、現代の脅威に対する偽装および防御措置を実施し、武器使用のための24時間体制の待機態勢を維持した。

演習の主な目的は、各部隊および部隊の指揮官が担当地域における部隊集団の指揮能力と、非定型的な作戦上の課題解決能力を検証することである。演習の実践部分は、精密誘導兵器、最新兵器、および軍事装備の統合運用に重点を置く。この演習は、ロシア連邦の他の法執行機関および連邦行政機関と協力して実施され、数週間続く予定である。(kamtoday.ru 2026/8/6)

ロシア太平洋艦隊大規模演習開始 ウラジオストク巡洋艦「ヴァリャーグ」が出港(vmeste-rf.tv 2026/8/4)

ロシア太平洋艦隊は日本海、オホーツク海、そして北西太平洋において、極東国境防衛のための演習を開始した。太平洋艦隊の艦艇、潜水艦、支援艦艇約60隻、航空機、ヘリコプター、無人航空機約30機、そして1万3,000人以上の軍人が参加している。

ウラジオストク港から最初に出港したのは、巡洋艦「ヴァリャーグ」と沿岸防衛ミサイルシステム「バル」および「バスティオン」。乗組員は、精密兵器の使用を含む、非定型的な作戦任務の遂行能力を訓練する。この演習は数週間にわたり、今年度のロシア軍の訓練における主要なイベントとなる。

ロシアが北方領土周辺で大規模演習通告 近海に太平洋艦隊展開、日本政府は抗議(産経新聞2026/8/5)

ロシアが、不法占拠している北方領土周辺の大規模な区域で軍事演習を行うと通告したことが5日、分かった。日本政府は外交ルートを通じ厳重に抗議した。ロシアはこの通告に前後して、海軍の太平洋艦隊を日本海などへ展開し「防衛演習」を行うと公表しており、日本周辺で軍事活動を活発化させる恐れがある。

政府関係者によると、ロシアは今月5日から10日、択捉(えとろふ)島や国後(くなしり)島の周辺で射撃演習を行うと通告した。また、今月29日までを指定し、色丹(しこたん)島や国後島周辺の別の海域で演習を行うと通告した。

日本政府はそれぞれの演習について、外交ルートを通じて「北方四島における軍備強化の動きはわが国の立場と相いれず、受け入れられない」と抗議した。

4日には、ロシア国防省が防衛演習を実施するため、海軍太平洋艦隊が日本海やオホーツク海、太平洋北西部に大規模移動を始めたと発表した。

ロシアメディアのインタファクス通信によると演習は数週間で、計約60隻の艦艇や潜水艦、約1万3000人の兵員を動員し、最新装備の運用などを検証するという。

一方、ロシアは先月末から今月6日にかけ、極東のクリール諸島(千島列島と北方領土の露側呼称)やカムチャツカ半島の周辺海域でミサイル演習などを通告していた。日本政府関係者は「北方領土を含めた異例の広範囲で同時に演習を行う恐れがある」としている。

ロシア太平洋艦隊が大規模な軍事演習へ 北方領土も含まれる可能性(朝日新聞2026/8/6)

ロシア国防省は4日、日本海やオホーツク海などで約60隻の艦船と1万3千人以上の兵士が参加する大規模な軍事演習に向け、太平洋艦隊が展開を始めたと発表した。ロシア国防省は、クリル諸島(北方領土と千島列島のロシア側呼称)でも行われると伝えており、北方領土が演習地域に含まれる可能性がある。

発表によると、演習はほかに太平洋北西部やロシア極東の沿海地方、カムチャツカ半島などで実施される。

使用されるのは、ミサイル巡洋艦や潜水艦など約60隻と、航空機やドローン(無人機)など約30機。北方領土の択捉島や国後島にも配備されている対艦ミサイルシステム「バル」と「バスチオン」の部隊も参加し、期間は数週間としている。

ロシア国防省は7月22日にも、クリル諸島や沿海地方などの沿岸防衛を目的に、太平洋艦隊が演習を実施したと発表していた。ウクライナ侵攻が長期化する中、極東でのロシアの軍事力を誇示する狙いがあるとみられる。

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