地震で被害を受けたセベロクリリスク地区中央病院を全面改修

千島列島

北クリル地区のパラムシル島を訪問中のサハリン州のリマレンコ知事は昨年7月の地震で被害を受けた地区中央病院を視察し、既存の建物を全面的に改修することを決定した。

地震の影響で地区中央病院の主棟北側エリアは立ち入りが制限されているが、南側エリアは稼働を続けている。安全性の評価の結果、医療従事者や患者の安全に危険はないと判断されている。

「セベロクリリスクに新しい病院が建設されることは確実ですが、着工は2028年の予定であり、完成までにはさらに数年を要します。そのため、現在の最優先事項は、住民が快適な環境で医療を受けられるよう、既存の建物を大規模に改修することです。何よりも安全が第一です」とリマレンコ知事は述べた。

大規模改修に向けた設計図書はすでに作成されている。施設内の一部改装や設備システムの再構成が計画されており、改修費用の一部はすでに州予算から割り当てられている。工事は今秋に開始される予定だ。

同病院の壁や基礎の状態を視察したリマレンコ知事は、建物の構造的健全性を改めて確認する必要性を強調した。「ひび割れが動いているかどうか、またその動きがどの方向に向かっているかを確認するために、いわゆる『ビーコン』(変位測定用マーカー)を設置する必要があります」と知事は付け加えた。

なお、一部の医療機能を学校の校舎へ移転させる可能性も検討されている。セベロクリリスクでは9月に近代的な学校が開設され、既存の校舎が空くことになる。この建物を新病院の建設期間中に活用する計画だ。これにより、既存の中央地区病院の負担が軽減され、患者や医師の環境が改善される見込み。(astv.ru 2026/8/17)

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