択捉島でクマ17頭射殺 昨年1年間の駆除数を上回る

択捉島の話題

択捉島のクリル地区行政府は、クマが人間の居住地域に接近する頻度が増加している問題について協議を行った。実務者会議には、地区警察署長、森林局長、地区検察官、統合当直・派遣サービス(EDDS)責任者、および行政担当者が出席した。

会議では、レイドヴォ(別飛)などの集落で最近発生した事案について検討した。森林局、警察、緊急対応機関の報告によると、クマが人間の居住地域に出没する頻度が高まっており、安全に対する現実的な脅威となっている。

今年に入ってから、地元警察には32件の通報が寄せられ、森林局は動物が居住地域に接近した事例を39件記録している。同局によると、公共の安全を確保するためにすでに17頭が公式に駆除されており、この数は昨年の年間合計をすでに上回っている。

主な原因として、野生のベリー類などの餌となる自然の食料が不作であることや、優位な成獣のオスに追いやられた若いクマが縄張りの周辺部へ移動していることが挙げられた。特に懸念されているのは、人々がこの捕食動物に餌を与える習慣だ。人間から餌をもらうことに慣れてしまうと、動物は人間への恐怖心を完全に失ってしまう。

トラブルを防ぐため、各機関間の連携を強化することが決定された。警察、森林局、行政は、各事案に関する情報を迅速に共有し、行動を調整することで合意した。これらの決定事項の遵守状況は、定期的な会議を通じて監視される。クリル地区のイストミン市長は、島民や訪問者に対し、安全対策を講じるよう呼びかけた。具体的には、クマに餌を与えないこと、動物がアクセスできる場所に生ゴミを放置しないこと、写真や動画を撮るために動物に近づかないことなどを求めた。(sakh.online 2026/9/22)

タイトルとURLをコピーしました