ロシアの著名なビデオブロガーで、プロの旅行家でもあるルスラン・ウサチョフ氏がクリル諸島(※この場合、北方四島)を巡る旅を記録した30分の動画を公開した。(※日露間の)領土問題の対象となっているクリル諸島の島々の生活を紹介するとともに、その独特な景観や日本との歴史的つながり、現代の課題について語っている。動画は、VKontakte(フコンタクテ)で視聴できる。https://vkvideo.ru/video-18403220_456239799

ウサチョフ氏は、ロシアと日本の間で長年にわたり領土問題の対象となっている択捉島と国後島を訪問した。同氏は厳しい自然環境や野生生物についての印象を語るとともに、放棄された軍事施設、現代的なインフラ整備事業、そして島内の小さな集落での日常生活の様子も紹介している。特に、手つかずの自然や独自の生態系と、辺境地域の開発に伴う課題との対比に注目している。
動画には、白い崖や「竜の目(ドラゴンズ・アイ)」と呼ばれるアーチ状の岩、道路に現れるクマ、新しい学校やリゾートホテル、日本統治時代の貴重な遺物など、印象的な映像が数多く収められている。ウサチョフ氏は、同地域で社会問題への取り組みが徐々に進み、住宅や公共スペースの変革が行われていることに言及している。この動画を通じて、同氏はクリル諸島が「国の果てにある放置された地域」であるという誤ったイメージを払拭している。
この動画は幅広い視聴者に向けたもので、ロシア極東地域、日露関係の歴史、そして領土問題の対象地域の現状に関心を持つ人々にとって、見応えのある内容となっている。その質の高い映像は、クリル諸島を訪れたいと長年思いながらも、まだその機会に恵まれていない人々をも楽しませてくれる。(sakh.online 2026/10/3)

ビデオの内容
00:00 ロシアと日本
00:58 クリル諸島への行き方
02:33 クリリスク(紗那)
05:38 野生動物
09:04 クマと森の仲間たち
12:34 ドラゴンズ・アイ
14:28 紛争の歴史
19:20 ユジノクリリスク(国後島・古釜布)と日露友好の家
23:10 ゴルノエ
27:33 ピョートル・イヴァノヴィチ・リコルド提督記念中等学校(国後島・泊)
29:38 さらに自然を堪能
32:01 平和への道は開かれているのか


