国後島 サハリンからカラフトマス1トン、1kg290円で販売 即売り切れ

国後島の話題

サハリンから、冷凍(内臓除去済み)のカラフトマスが1トン、国後島に到着した。ユジノクリリスク(古釜布)の商店「ドーケル」では、1キロあたり156ルーブル(約290円)、1人5匹を上限に販売され、島民が列をなしたが、すぐに売り切れた。供給したのは地元の水産会社「ルィバク」社。

地元住民のオクサナ・リズニッチさんは「昔と比べてみると…私(や多くの読者)は、かつてこの島で、川に手を入れるだけでカラフトマスを捕まえられた時代を覚えています。どの家庭でも、塩漬けや干物、燻製にして保存するほど大量に獲れたものです。8月にはお腹いっぱい食べ、その後の1年間を豊かに過ごせたものでした。しかし、今はもうそんなことはありません。地球温暖化や暖流の影響で、魚は私たちの島を通り過ぎ、もっと条件の良い場所へと移動してしまっているのです。まるでSF小説のような話ですが。かつては川の中で足元にまとわりつくカラフトマスを、胴長靴で邪魔にならないようによけていたことを思い出すと、不思議な気分になります。運命を受け入れる日本人は『まあ、我慢するしかないね(財布の紐を締めるしかないね)』と言っていましたが(北海道でもカラフトマスは獲れなくなっていますから)。ロシア流はそうではありません。私たちは、ただ運命を受け入れて諦めるような性分ではありません。状況や自然の摂理、そして物流の困難に抗い、孵化場を建設し、そして―驚くべきことに―魚が見つかるあらゆる場所から魚を運んでくるのです」…。(テレグラムチャンネル「Kunashir | Tours | Eco-park」2026/10/8)

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