NORIO TANIUCHI

択捉島の話題

択捉島・紗那の中心地でマンホールの蓋が破損

択捉島クリリスク(紗那)の中心部オホーツカヤ通り(旧外来診療所付近)で、マンホールの蓋が破損した。鋳鉄製の蓋は重機による押しつぶされた可能性がある。住民からの苦情が市営企業に寄せられたが、職員が蓋を交換するなど迅速に対応し、公共交通機関の安...
択捉島の話題

択捉島の行政府で対策会議 強風と大雨被害

9月22日、クリル地区行政府の幹部会議において、コンスタンチン・イストミン市長は、択捉島に大雨と強風をもたらした強力な低気圧の影響について議論した。風速35メートルに達する強風が、クリリスク(紗那)にある旧中学校の屋根の一部を吹き飛ばした。...
択捉島の話題

択捉島住民が対ドローン毛布など野戦必需品を軍に寄贈

9月20日、ユジノサハリンスクにおいて、択捉島のロシア女性連合クリル支部長でありクリル地区議会議長でもあるタチアナ・ベロウソワ氏と、クリル地区行政府代表のエフゲニー・コノヴァロフ氏が、「シルバー」ボランティアが編んだ迷彩ネットや寝袋、特殊マ...
択捉島の話題

択捉島・別飛に2つのバス停留所を整備

択捉島レイドヴォ村(別飛) のレスナヤ通りとユビレイナヤ通りに2つの新しいバス停が開設され、住民と地域を訪れる人々の利便性が向上する見込みだ。行政府によると、バス停の開設はリマレン・コサハリン州知事の指示によるもので、「プロジェクトのすべて...
千島列島

語られなかった勝利 なぜ9月3日(対日戦勝記念日)はロシアにとって重要な日となったのか

サハリンとクリル諸島(※北方四島を含む千島列島)は歴史的正義を達成した。ほんの数年前までは、ロシアが1945年に2つの偉大な勝利を収めたことを知っているのは極東の住民だけだった。国中が5月9日(対独戦勝記念日)を祝い、9月3日(対日戦勝記念...
色丹島の話題

色丹島オストロブノイ所属の漁船 暴風に見舞われ沈没?

9月21日に色丹島を襲った暴風の影響で漁船が沈没?—マロクリリスコエ(斜古丹)にあるオストロブノイ水産加工場付近の沖合で起きた異変を目撃した住民は当初、そう考えた。予報官は、クリル諸島(※北方四島を含む千島列島)で最大風速35メートルの台風...
日ロ関係

日本では、ロシアの軍事侵攻を真剣に議論している

日本の政治学者、小泉悠氏が「ロシアの脅威」について予測を立てた。日本のインターネット上では、政治学者によるロシア関連の論評が頻繁に見られるようになり、「ロシアの脅威」を深刻に懸念している。その一人が、ロシア軍とロシアの安全保障政策を専門とし...
千島列島

対日戦勝80周年記念式典が行われた北千島・占守島 機材や資材の撤去作業完了

対日戦勝80周年を祝う記念行事の開催やメモリアル施設が建設された北千島シュムシュ島(占守島)では後片付けが行われていたが、21日に最後の貨物が運び出された。撤去作業には1カ月余りを要した。サハリン州運輸省によると、一連の式典、施設建設のため...
択捉島の話題

直径40センチのガラスの浮き球 択捉島の郷土博物館に寄贈 2005年に単冠湾で発見

択捉島のクリル郷土博物館のコレクションに珍しい展示品が加わった。同島在住のイリーナ・ドゥルゴヴァさんから、巨大なガラスの浮き球が寄贈された。地元の人々は、このガラスの球が漁網の浮きとして使われることをよく知っている。「博物館にはいくつかの浮...
国後島の話題

「北千島・占守島の戦い」ドキュメンタリー映画 国後島でもロケ

1945年8月の第二次世界大戦を終結させたクリル上陸作戦(千島列島上陸作戦)をテーマにしたドキュメンタリー映画を撮影しているクルーが8月29日と30日に国後島を訪れ、撮影を行った。この映画はロシア国防省と地理学会の大規模プロジェクト「極東の...