択捉島 12歳の少女「骨肉腫」再発 中国での治療のために資金集め

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択捉島クリリスク(紗那)出身の12歳の少女、ソーフィヤ・ブリュンチュギナさんが、骨肉腫の再発し、深刻な病状にあると診断された。家族たちは中国の病院で治療を行うため寄付を募っている。択捉島の地元紙「クラスヌイ・マヤーク(赤い灯台)」が伝えている。

母親のヤナ・ヤクニナさんは「ロシア国内での標準的な治療法はすべて試しましたが、効果がありませんでした。しかし、中国・広州にある金沙洲病院がソーフィヤを受け入れ、救おうとしてくれています。広州の専門医たちは迅速に対応し、治療のために彼女を招いてくれました。同病院は革新的な治療法を導入し、患者に寄り添う温かい対応で知られており、この極めて困難な症例の治療を引き受ける用意があると言ってくれています。広州での特定の検査と専門的な放射線治療を受けなければ、彼女に助かる見込みはありません。何よりも重要なのは、一刻も早く治療を開始することです。200万ルーブル(約370万円)という金額は、私たち家族にとっては到底用意できない額ですが、心優しい何千人もの人々にとっては、達成可能な目標です」–。

ソーフィヤさんは2024年6月、がん診断され、家族は治療のためにモスクワへ向かった。直ちに治療が開始され、重金属系薬剤(シスプラチン)を含む3種類の化学療法が行われた。その際、難聴や血栓症といった合併症のリスクに直面した。聴力を守るため、両親は「ワールド・ヴィタ」財団を通じて資金を募り、米国製の希少な薬剤「ペドマーク」を投与することが出来た。この薬はロシアでは通常保険適用外で、必要な資金はわずか24時間で集まった。連邦テレビ局での報道をきっかけに、全国から多くの人々が応えてくれた。

しかし、再び悲劇が襲った。現在、ソーフィヤさん一家はユジノサハリンスクに住み、3〜4カ月ごとに検査を受けているが、直近の検査で再発が判明した。右肺の第9肋骨付近に、大きさ12ミリの病変が見つかり、転移が確認された。現在、家族はソーフィヤの祖母が到着するのを待っている。祖母は、ヤナさんが中国での治療中にソーフィヤに付き添っている間、ヤナさんの生後1か月の赤ちゃんの世話を手伝うことになっている。しかし、何よりも重要なのは、一刻も早く治療を開始することだ。

肺への転移箇所を特定・確認するための高精度PET-MRI検査、標的薬を選定するための遺伝子検査、全身免疫療法の開始、そして腫瘍部位を破壊するための局所定位放射線治療を、早急に行う必要がある。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2026/10/9)

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