ロイター通信が市場関係者の話として報じたところによると、ロシアが日本からジェット燃料の輸入を開始する可能性がある。同通信によれば、7月前半に日本の千葉港から少なくとも20万バレルのジェット燃料が積み出される計画で、貨物は、まず韓国へ輸送され、その後、韓国の麗水(ヨス)港で別のタンカーに積み替えられ、ロシアへ運ばれるものとみられる。最終的な仕向け地は現時点で不明。ロイター通信によると、この取引には複数のトレーダーが関与している。(astv.ru 2026/7/4)
ロシア、日本からジェット燃料輸入か 韓国沖で瀬取りと関係者
ウクライナによるエネルギー施設攻撃を受けて燃料危機に陥っているロシアが、日本からジェット燃料を輸入しようとしている。事情に詳しい関係者3人がロイターに明らかにした。関係者によると、取引には複数のトレーダーが関与している。7月前半に千葉で少なくとも20万バレルのジェット燃料が積み込まれ、まず韓国に向かう。韓国南部の麗水沖で、別のタンカーに積み替えられロシアへ向かうとみられるという。最終目的地は明らかになっていない。
船舶追跡データ会社ケプラーのデータによると、2022年2月に麗水から2万2000バレルのジェット燃料がロシアに輸送されたとみられる。このときは極東ウラジオストクに輸送された。ロシアでは、石油精製所や貯蔵施設がウクライナのドローン(無人機)攻撃を受け、燃料購入が規制されるなど、国民生活に深刻な影響が出ている。ケプラーのデータによると、ロシアは昨年、日量約3万バレルのジェット燃料を輸出していた。今年は、約1万3000バレルに落ち込んでおり、大部分はトルコ向けとなっている。(ロイター 2026/7/3)

