「国後—色丹間のヘリ定期便は間もなく再開する」と明言 リマレンコ知事が国後島の住民と対話集会 数十件の質問に回答

国後島の話題

サハリン州のヴァレリー・リマレンコ知事は9月29日、国後島を訪問し、地元住民と対話集会を開いた。集会ては、交通アクセスの確保、住宅建設、若者の活動支援、地区の文化活動などが主な議題となった。合計で数十件の質問が寄せられ、それらは記録された上で関係機関に送付された。サハリン州政府広報が詳細を明らかにした。

国後島ユジノクリリスク(古釜布)~オトラダ(近布内)間の道路

主要な課題の一つとして、道路補修工事のスケジュールに関する質問が出た。ある住民が、工事は10月中に完了するのかと尋ねたところ、州政府のマクシム・ジョゴレフ運輸・道路施設大臣は、すでに現場への資材搬入が進んでいると説明した。「契約上、この道路プロジェクトは来年の予定でしたが、現在すでに骨材などの資材を搬入しています。残りの900メートルについては、年内に完了させる計画です」と大臣は述べた。

国後島と色丹島結ぶヘリコプター便

9月1日から運休していた両島間の航空便(ヘリコプター定期便)がいつ再開されるかについて、住民から質問があった。知事は、運休は一時的なものであると回答した。「ヘリコプターは現在整備中で、まもなく運航が再開されます。さらに、来年には老朽化した機体に代わり、新型のMi-171ヘリコプターをこの路線に投入する計画もあります」とリマレンコ知事は語った。

北方四島出身の妊婦のためのサハリンでの宿泊施設

治療や出産のためにサハリンへ向かうクリル諸島出身の女性の宿泊施設についても質問だ出た。ある住民によると、高額な宿泊施設を長期間借りなければならない状況が、家族に大きな経済的負担を強いている。オルガ・オルロワ社会保護大臣は、クリル諸島の住民に対する支援策がすでに講じられていると述べた。具体的には、妊娠後期の女性はサナトリウム「シネゴルスキエ・ミネラルニエ・ヴォディ」に滞在することが可能だ。知事は同大臣に対し、クリル諸島出身の妊婦への医療提供に関する解決策を策定するよう指示した。

若者と文化

またねある住民は「若者が集まり、創造的なアイデアを交換し、プロジェクトで協力し合えるような、私たち独自の芸術活動の場が不足しています。ユジノ・サハリンスクにあるアート・レジデンス『マヤク』は、様々な団体が活動し、共同プロジェクトが生まれている場所ですが、私たちが求めているのもあのような形態の施設です」と話した。これに対し知事は、地元の「文化会館」をより積極的に活用するよう提案し、同施設には若者の活動のための十分なスペースがあると指摘した。

州の文化施設による島々への巡回公演や訪問活動が好評を博していることについての意見も出された。「サハリンのアーティストたちが、ツアーで私たちの地域を訪れる機会が増えています。最近では、サハリン人形劇場や地域の博物館が展示や公演のために来てくれました。派遣していただき、本当にありがとうございます。今後もこの活動を続けていただきたいです」と、幼い子供2人を育てる母親が知事に訴えた。

「まさにそうするつもりです。アーティストを招いてくだされば、私たちが手配します。彼らもクリル諸島への訪問を希望していますが、現地の観客が心から関心を持ってくれていると理解することが重要です。皆さんが団体を招き、公演に人が集まれば、アーティストたちも喜んで来てくれるはずです」と知事は答えた。

国後島オケアンスカヤ通りの集合住宅屋根改修

オケアンスカヤ通り3A番地の建物において、屋根の大規模な改修が必要であるとの指摘が住民からなされた。知事は、この工事を来年の計画に正式に盛り込むよう指示した。「10月の今からそのような工事を始めるのは遅すぎます。来年の5月に修理を開始する必要があります」と回答した。(sakh.online, astv.ru 2026/9/30)

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