南クリル地区の国後島では、地区中心部のユジノクリリスク(古釜布)とオトラダ村(近布内)を結ぶ地域幹線道路の大規模改修工事が進められている。請負業者のJSC「ドリンスコエDRSU」は、予定通りに作業を進めている。サハリン州運輸・道路事業省によると、この大規模改修工事は2027年後半に完了する予定。完成後は、オトラダ村への交通アクセスが大幅に向上するほか、社会施設や観光スポットへのアクセス改善も期待される。
工事の準備段階は順調に完了しており、不適格土の入れ替え、路盤の構築、そして本線および接続部におけるすべてのカルバート(横断排水構造物)の設置が完全に終了した。現在はアスファルトコンクリート舗装の施工に重点が置かれている。これまでに、アスファルト基層が2.206km、表層が0.526km敷設された。作業は車道の全幅にわたって行われている。同時に、縁石の設置やセメントモルタルによる縁石の補修・仕上げ作業も進められている。
さらに、歩道の整備や路肩法面の整形作業も精力的に行われている。このプロジェクトには、計29名の人員と13台の特殊車両が従事している。
同省のエドゥアルド・リ第一副大臣は「アスファルトコンクリート舗装、歩道、そして最新の雨水処理システムを備えた改修道路の供用開始により、快適で安全な交通が確保されるとともに、雨水等の効果的なろ過処理を通じて沿道の環境改善も図られる」と述べている。(astv.ru 2026/8/31)



