択捉島のかつての軍の町ゴルノエ村の旧ブレベスニク中等学校跡地(地震で倒壊)にロシア正教会が建設される。6月14日、ユジノサハリンスク・クリル諸島教区のニカノール大主教が教会の基礎聖別と十字架建立の儀式を行うために島を訪れた。


十字架は、地震で破壊された学校の建物のすぐ前に設置された。そこには間違いなく象徴的な意味が込められている。廃墟となった場所に新たな命が蘇り、地域社会の精神的な拠点が生まれる。
式典は正午に始まりました。信徒に向けた講話の中で、ニカノール大主教は「今日、正教会の信徒たちは『ロシアの地に輝いたすべての聖人の集い(シンナクシス)』を祝っています。その聖人たちの中で特別な位置を占めているのが、ロシアの地の守護者であり、敬虔な公(クニャージ)であるアレクサンドル・ネフスキーです。彼はロシアの地と人々の魂の両方を守り抜きました。リヴォニア騎士団の異国人たちは、人々を奴隷にするだけでなく、ロシアの人々の精神的ルーツ、すなわち我々の信仰そのものを根絶やしにしようとしました。だからこそ、私はこの集落と教会の守護聖人としてアレクサンドル・ネフスキーを選んだのです」と説明した。

教会建設の取り組みは、ゴルノエ村の住民から始まり、クリル地区の行政および議会が構想を支援し、島内企業コンチネント社が実際の建設を担った。同社は以前から慈善活動に尽力しており、クリリスクのプリモルスキー大通りにある聖使徒ペテロ・パウロ教会の建設もその一例であることは特筆に値する。

正教会の建設は、コンチネント社の創設者であるユーリ・オクセニュク氏の資金提供と、地元住民(その多くは同社の従業員)からの寄付によって進められている。ロシアにおける教会は常に地域社会の総意と協力によって建てられてきたものであり、人々はそれぞれの資力と心の赴くままに貢献してきた。
聖アレクサンドル・ネフスキー教会の建設地については、支援者たちが、教会が町の中心通りと一直線に並ぶように、またゴルノエに入るとすぐに輝くドームが目に入るようにと、この場所を選んだ。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2026/6/15)


