択捉島のクリル地区行政当局は、無人航空機(UAV)を含む空からの脅威に対し、居住地や施設を防衛するための「移動式対空防衛部隊(MFG)」の編成を発表した。この取り組みは、ロシア大統領の支援を受けた地域防衛部隊「BARS」の分遣隊を創設するもので、故郷や島を守る意志を持つ、責任感と愛国心のある市民を募集している。
◉対象 52歳~57歳までの男性、健康状態が兵役に適している者(区分AまたはB)、以下の経験・属性を持つ者が優先される。戦闘経験者および「特別軍事作戦(SMO)」参加者、コサック組織のメンバー、 民間警備会社の社員および企業の従業員、兵役経験のある市民。
◉待遇 動員予備役としての公式な任務契約、予備役としての任務および訓練招集への参加に対する金銭的報酬(連邦予算から支給)、訓練招集期間中の雇用維持および平均賃金の保証(ロシア国防省が補償)、実戦経験のある指導員による無料の戦闘訓練、軍人(正規兵)と同様の社会的保障、保険金、および給付。
◉任務 無人航空機の探知および無力化、重要インフラ(ディーゼル発電所、燃料貯蔵施設、通信拠点、港湾施設)の防衛、防空システムおよび早期警戒システムとの連携。
◉応募の手順 クリル地区の軍事委員(徴兵事務所)に連絡し、申請書を提出する必要がある。
◉審査等 健康診断および適性検査の受診、軍部隊との契約締結、140時間の訓練(火器、戦術、工兵、衛生・救護の各訓練)の修了(必須)、訓練招集への参加および割り当てられた施設での任務遂行(必須)。
◉なぜ移動式対空防衛部隊が重要なのか
故郷の島を守ることは、私たち全員の責務であり、空からの脅威が現実のものとなる中、家庭、学校、病院、発電所、港を確実に守り抜くには、力を合わせた取り組みが不可欠。あなたも、家族の平穏な暮らしと敵対的なドローン攻撃との間に立ちはだかる「盾」の一員となることができる。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2026/6/23)


