国後島・古釜布に新たな名所が誕生  総工費1億4,100万ルーブル「眠れる森の美女」の工事完了

国後島の話題

国後島で、待望の公共スペース「眠れる森の美女」の建設が完了した。この近代的な施設は、この夏、国後島の住民や観光客にとって人気のスポットとなっている。ユジノクリリスカヤ湾(古釜布湾)やメンデレーエフ火山(羅臼山)のパノラマを一望できるため、日中の散策に最適であるほか、巧みに設計された照明システムにより、日没後も安全に散策することができる。

このプロジェクトは、かつて地区中心部だった低地と高台を結ぶ単なる歩行者用階段だった場所を、本格的な公共スペースへと変貌させたもの。現在では、快適なベンチや頑丈な手すりを備えた複数の展望デッキが整備されている。周辺エリアには、屋根付きの休憩ゾーン(ブランコあり)、子供用遊び場、ヨガスペース、そして円形劇場を備えたステージなどが設けられている。

「眠れる森の美女」プロジェクトは、プーチン大統領が主導する国家プロジェクト「生活のためのインフラ」および連邦プログラム「快適な都市環境の創出」の一環として実施された。サハリン州のヴァレリー・リマレンコ知事は地域開発において重要な役割を担っており、同知事の継続的な監督のもと、島民の利益にかなう目標に向けて着実な進展が図られている。

新たなランドマークの建設予算は総額1億4,100万ルーブルに上った。資金の内訳は、連邦予算から71%、州予算から29%、そして自治体予算および予算外資金からそれぞれ5%となっている。建設・設置工事は「Impulse LLC」社の専門家チームが担当した。彼らは設計図やコスト計画だけでなく、沿岸地域の気候条件も考慮に入れ、すべての構造物やキャノピー(屋根)の金属部分が美しい外観を長く保てるよう、特殊な防錆コーティングを施した。(kurilnews.ru 2026/8/4)

タイトルとURLをコピーしました