国後島のクリル自然保護区は10月3日と4日、「ユーラシア・バード・カウント(EuroBirdwatch)」に参加し、国後島で39種、計1,791羽の鳥を確認した。調査には同自然保護区の12名からなるチームが参加した。調査は、ゴロヴニン火山(泊山)カルデラ、ペスチャノエ湖(東沸湖)、ストルブチャティ岬(材木岩)、ユジノクリリスク(古釜布)北方の太平洋岸(コスモデミヤンスカヤ湾からイリューシナ川/ヴィナイ川にかけての区間)、ゴリャチイ・プリャージ(瀬石)集落などで行われた。

最も多く確認されたのはウミネコで859羽に上った。次いでハジロカイツブリが222羽だった。オオセグロカモメ(139羽)、ヒメウ(108羽)、ウミウ(94羽)、そしてマガモ(90羽)も頻繁に確認された。また、鳥類学者らはミサゴ1羽、ハヤブサ2羽、ノスリ5羽、カワラヒワ2羽も確認している。

クリル自然保護区の研究担当副所長代理であるセルゲイ・ステファノフ氏は「今回の調査は成功だったと考えています。保護区南部のゴロヴニン火山カルデラで、カワラヒワを確認しました。5年間の観察の中で、カルデラ内でこの鳥を記録したのは今回が初めてです。これは渡り鳥であり、限られた期間にしか出会えない、めったに見られない鳥なのです」と語った。

「ユーラシア・バード・カウント」はロシアでは今回で10回目の開催。56地域から4,000人以上がこのイベントに参加した。(astv.ru 2026/10/8)



