これが釣りの醍醐味だ!! 択捉島沖巨大オヒョウ釣り ロシア各地から釣り人参戦

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最大級で150kgのオヒョウが釣れる、クリル諸島の巨大オヒョウ釣りは愛好家の憧れだ。最もホットなスポットは択捉島で、地元住民だけでなくロシア各地から愛好家が集う。旅行代理店のツアーもあり、一般的なのはオヒョウ、タラ、カラフトマスを釣る5日間の釣り旅行だ。巨大オヒョウ釣りは、ボートで沖に出て、釣り針にサケを引っ掛け、強力な釣り竿から水深100mの深さまで垂らす。だいたい釣り上げられるのは40～50kgの中型だ。中には150kg級の巨大オヒョウが釣れるケースがあるが、持ち帰るためにはクレーンが必要になる。オヒョウにはカリウム、リン、マグネシウム、セレン、葉酸、ビタミン、オメガ3が含まれ、ヘルシー食材としても人気がある。揚げ物やてんぷら、蒸して食べるのが一般的だ。択捉島では大規模な美食の祭典「オヒョウの日」が毎年開催されている。(今年は8月15日)このイベントは地域で最も重要なアトラクションの1つで、巨大オヒョウ釣り大会に加えて、オヒョウ料理のコンテストなどでにぎわう。昨年はロシアの人気俳優セルゲイ・ジグノフが来島している。(サハリン・クリル通信2020/8/14)