カラフトマス漁獲量を上方修正 VNIRO(全ロシア水産海洋研究所)が調査 択捉島の漁獲予測量も引き上げ

択捉島の話題

先般開催されたサケ漁シーズン対策本部会議において、全ロシア水産海洋研究所(VNIRO)の所長が、オホーツク海における太平洋サケ類の回遊状況を評価する調査結果を発表した。「2026年には、例年とは異なる状況が観測されました。調査海域の中央部、具体的には南クリル諸島(北方四島)の海峡周辺でのみまとまった漁獲が記録された一方で、北部の海峡では大きな漁獲は報告されませんでした」と、経済学博士であるVNIROのキリル・コロンチン所長は指摘した。

同研究所によると、速報的な分析データにおいて、トロール漁による漁獲の大半を占めるのはサハリン・クリル系群のカラフトマスであり、近年全体の漁獲状況を主導してきた西カムチャツカ系群のカラフトマスの割合はわずか10%程度にとどまっている。これは、専門家らがオホーツク海で実施した秋季調査の結果を裏付けるものだ。

「気象条件が良好であり、かつ必要な数の親魚が産卵場に到達することを前提とすれば、サハリン州の漁業者による漁獲量は4万〜5万トンに達する可能性があると予測しています」とVNIROは付け加えた。これらのデータに基づき、サハリン州における太平洋サケ類の漁獲戦略はすでに修正されており、択捉島の漁業会社を対象としたカラフトマスの漁獲予測量も引き上げられた。(astv.ru 2026/7/18)

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