訪問初日
大統領は太平洋艦隊演習の最終段階に参加するため、ユジノサハリンスクに到着した。
2026年8月11日 23:45

※ユジノサハリンスクの空港でプーチンを出迎えたサハリン州知事の写真を見ると、夜中ではなく明るかった。「23:45」はモスクワ時間だとすると、日本時間の12日05:45にあたる。
訪問2日目
2026年8月12日 10:40太平洋艦隊演習
最高司令官は、親衛ミサイル巡洋艦「ワリャーグ」の艦上で太平洋艦隊演習の最終段階に参加した。また、大統領は太平洋艦隊司令官ヴィクトル・リーナ氏から報告を受けた。


訪問3日目
2026年8月13日 03:10ロシア連邦東部国境の安全確保に関する会議
会議には、太平洋艦隊司令官ヴィクトル・リーナ氏、連邦保安庁(FSB)サハリン州国境局長セルゲイ・マホリン氏、国防省第68親衛軍団司令官代行アレクセイ・シュヴェドフ氏が出席した。
2026年8月13日 06:40(サハリン州)ウラジーミル・プーチン氏、択捉島を訪問
※択捉島の住民によると、プーチンはミサイル巡洋艦「ワリャーグ」に乗船して択捉島入りしたとされる。



※フライトレーダー(Flightradar24)の記録によると8月12日から13日にかけて、ロシア空軍機1機とロシア政府の要人を輸送するロシア特別飛行隊の政府専用機2機が択捉島のヤースヌイ空港を離発着している。(時間はサハリン時間で日本より2時間早い)
8月12日17:07 RFF26748ユジノサハリンスク発、18:53択捉島着

(Russian Air Force An-148-100EA)
8月12日18:12 RSD519ユジノサハリンスク発、19:08択捉島着

(ツポレフ Tu-204-300)
8月12日18:53 RFF26748択捉島発、19:45ユジノサハリンスク着
8月13日10:55 RSD561ユジノサハリンスク発、11:40択捉島着
8月13日14:38 RSD519択捉島発、15:27ウラジオストク着
8月13日15:10 RSD561択捉島発(目的地は不明)
※Tu-204-300の最大離陸重量での離陸滑走距離は約 2,250 m。標準型(Tu-204-100)よりも胴体が約6m短縮された派生型だが、必要滑走路長としては2,500級の空港が推奨・必要とされる。(wikipedia)

※択捉島のヤースヌイ空港の滑走路は幅42m、長さ2,300m。L-410、An-2、An-24、An-32、An-74、ボンバルディア・ダッシュ、スホーイ・スーパージェット100、An-12など、あらゆる種類のヘリコプターとクラス3およびクラス4の航空機に対応可能という。
サハリン州知事のヴァレリー・リマレンコ氏が同行し、プーチン大統領はヤースヌイ水産加工場を訪問した。プーチン大統領は工場内を視察し、従業員と懇談した。

※ヤースヌイ水産加工場は内岡にある。ビザなし交流の日本側訪問団が上陸する港だ。
続いて、プーチン大統領はクリル中央地区病院を視察した。この病院は、サハリン州クリル地区の住民に対し、24時間体制で外来、入院、救急医療を提供している。
次に、ロシア英雄E・D・ノルポロフ記念高等学校を訪問した。プーチン大統領は体育館、教室、学校博物館を視察し、生徒たちと懇談した。
※ここで予定外の面談が設けられた。紗那にある正教会の司祭が、建設中の新しい教会の現場でプーチン大統領の車列が通過するのを待ち構えていた。大統領は司祭に気づき、スタッフを派遣して面談に招いた。司祭は学校の視察を終えた大統領と抱擁し、立ち話をする機会を得た。

2026年8月13日 08:00(サハリン州)サハリン州知事ヴァレリー・リマレンコ氏との会談
視察の最後に、プーチン大統領はサハリン州知事のヴァレリー・リマレンコ氏と会談した。同州知事は、大統領の指示の履行状況、特に「特別軍事作戦(SVO)」参加者とその家族への支援に関する事項について報告した。
※2人が会談した場所は、壁に掲げられた旗からクリル地区行政府庁舎の一室だった。行政府が入る建物の1階にはギドロストロイ・グループの「エトロフ銀行」の支店があり、プーチンが住民と懇談したのは支店の玄関先。島民によると、一般の島民には大統領訪問は知らされておらず、懇談した住民たちは事前に集められた人たちかもしれない。


※択捉島での滞在時間は、わずか2時間?
大統領府がプーチン択捉島到着としている13日「06:40」は日本時間13日「04:40」となる。島での最後のプログラムである知事との会談は「08:00」(同06:00)。会談が「08:00」に始まったのか、終わったのか不明だが、会談時間を30分程度と仮定して、遅くとも08:30には終了。すぐにミサイル巡洋艦「ワリャーグ」に乗船して択捉島を離れたとすると、滞在時間はせいぜい2時間弱に過ぎない。13日に択捉島を離陸した政府専用機は2便あるが、このいずれかに乗ったとしても、滞在時間は8~9時間だ。


