択捉島クリリスク(紗那)在住のウラジーミル・ズエフ氏が、自身の所有するトヨタ・ハイラックスサーフを軍に寄贈し、サハリンに輸送された。車両はウクライナ特別軍事作戦地域で活動するロシア軍部隊で使用される。特別軍事作戦の開始以来、択捉島の住民はオートバイやバギー、乗用車、SUV、ミニバス、トラックなど、20台以上の車両を寄贈している。
ウラジーミル・ズエフ氏は「この車は状態も良く、悪路走破性や積載能力に優れているだけでなく、乗り心地も快適です。隊員たちの役に立ち、我々共通の『勝利』を早める一助となれば嬉しいですね」と語った。
コルサコフ港では、サハリン州議会議員のアレクサンドル・シャリフリン氏と、プロジェクト「ソプリチャストノスチ(関与・連帯)」の活動家たちが車両を受け取った。ドンバス(ウクライナ東部)へ送られる前に、この車両は軍の特定のニーズを満たすよう、整備センターで専門的なメンテナンスを受ける予定。
また、択捉島の住民有志は、機動力を高めるために不可欠な車両を本土で購入できるよう、資金を集めて送る活動も行っている。例えば、「エトロフ:我々は仲間を見捨てない!」というグループは現在、戦場から負傷兵を搬送するチーム用のオートバイを購入するための寄付を募っている。目標額は22万ルーブル(約41万円)で、これまでに約12万ルーブル(約22万円)が集まっている。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2026/9/21)



