「歴史読本 サハリン州立公文書館紀要第2号(1994年)」より
1946年4月2日
南サハリン民政局長による「千島列島における民政管理に関する措置」についての命令より (資料番号65)
千島列島における3つの地区の設置、および同列島駐留部隊の将校団を活用した当該地区での民政機関の編成に関連し、以下の通り命じる。
- リャビニン同志に対し、5名からなるチームを編成し、本年4月20日までに千島列島へ派遣するよう指示する。同チームは、人員選定、予算策定、税制および労働法制の実施、ソ連式価格体系の導入、商業活動の組織化など、あらゆる組織的・実務的課題に対処するものとする。チームには、主に政治部、商業部門、金融機関、通信、産業部門の人員を含めるものとする。
※2は欠
3. 択捉島における馬匹(ばひつ)飼育場の管理・資金調達に関する問題、および同島から南サハリンへの馬400頭の輸送に関する問題を解決すること。
4. 「サハレスドレヴトレスト(サハリン森林木材トラスト)」(イワノフ同志)に対し、1946年5月1日までに、択捉島にある既存の施設を基盤として、林業事業体または木材産業事業体を組織するよう義務付ける。
5. 地方通信局長(イワノフ同志)に対し、4月中に千島列島において地区通信支局および必要な数の現地通信施設を整備するよう指示する。
6. ドミトリエフ同志(財務部)に対し、予算策定およびソ連税制の実施に関する必要な指示をすべて5日以内に同列島へ送付し、かつ、国費で運営される機関の維持に必要な概算払資金を、野戦銀行支店を通じて各地区へ送金するよう指示する。
7. ヤコヴレフ同志(地方商業部)は、5日以内に千島列島の民間住民への物資供給体制を明確化し、1946年4月1日発効の統一ソ連価格に関する指示を発出し、住民への食料供給を確保するための措置を策定すること。
局長代理 エメリヤノフ


